このアルバムの3つのポイント

マーラー交響曲選集 リッカルド・シャイー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団  タイル画像
マーラー交響曲選集 リッカルド・シャイー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団  タイル画像
  • リッカルド・シャイーとゲヴァントハウス管による映像によるマーラー交響曲選集
  • ブルーノ・ワルターのスコアを研究したシャイーによる原点に立ち返った演奏
  • ゲヴァントハウス管の重厚感

イタリアのミラノ出身の指揮者リッカルド・シャイーは35歳という若さで名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者に就任し、2004年まで務めました。

そして次のポストはドイツ・ライプツィヒの名門オーケストラ、ゲヴァントハウス管弦楽団。このカペルマイスターに2005年から就き、この歴史あるオーケストラのサウンドを復活させたとして高く評価され、最初の任期も延長しましたが、2016年に退任し、シャイーはミラノ・スカラ座の音楽監督に専念しています。

シャイーとゲヴァントハウス管は、2006年から2007年にマーラー編曲版によるシューマンの交響曲全集を録音し、話題を呼びました。またシャイー初の待望のベートーヴェンの交響曲全集(2007〜2009年)は肥大化した演奏に疑問を投げるかのように原点に立ち返って速いテンポで演奏し、ベートーヴェンの作品の形式美を顕わにしました。ドイツのエコー賞を受賞した名盤です。そしてブラームスの交響曲全集(2012〜2013年)は高い評価を受け、イギリスのグラモフォン賞を受賞。

シャイーとゲヴァントハウス管の演奏は高い評価を受けています。

ゲヴァントハウス管はかつてブルーノ・ワルターがカペルマイスターを務めていました。ワルターはマーラーの友人でもあり、マーラーの作品をゲヴァントハウスでも演奏しています。そして、シャイーがカペルマイスターに就いてからゲヴァントハウスでマーラーを演奏するという伝統を復活させたと言われています。

シャイーとゲヴァントハウス管は2009年の来日公演でのNHK音楽祭で、マーラーの交響曲第1番「巨人」を演奏し、その演奏会はテレビでも放送されました。私もテレビで演奏を聴いてこちらの記事(FC2ブログ)に書いていますが、「花開くルネッサンスといった感じの、華やかでスケールたっぷりの演奏」という感想を抱き、特にフィナーレが圧巻だったのを覚えています。

ただ、マーラーの交響曲をすぐには録音はしませんでした。このコンビでのマーラーの交響曲の録音が始まったのは2011年から。シャイーはデッカ・レーベルと専属契約がありますが、デッカが許可して映像作品のレーベルAccentus Musicで、このマーラーの交響曲の演奏が映像としてレコーディングされました。

これまで個別にリリースされていたものが、DVD8枚版とBlu-ray8枚版のBOXになってそれぞれ2021年6月と7月にリリースされています。私もずっと気になっていたのですがBOX化されたのを機にBlu-rayを購入しました。

マーラー交響曲選集 リッカルド・シャイー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
マーラー交響曲選集 リッカルド・シャイー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団 (Accentus Music)

シャイーのマーラーと言えば、1986年にベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)と交響曲第10番のクック補筆版で録音したのが最初で、他の9曲はコンセルトヘボウ管と録音しています。

コンセルトヘボウ管ではかつて首席指揮者を務めたウィレム・メンゲルベルクが使ったスコアを見直して学んだと語っていたシャイー。メンゲルベルクは、スコアにメトロノームの指示を書いていました。シャイーはそれに忠実に従ったのでコンセルトヘボウ管との録音ではスローになっていた曲(例えば第6番)もあります。

ゲヴァントハウスに来てからは「(アムステルダムの)伝統から解放された」と語っていたシャイー。この1世紀で演奏が肥大化して行ったことに疑問を抱き、原点に立ち返ってテンポを見直し、またブルーノ・ワルターのスコアを研究して演奏に臨んだそうです。

シャイーの特徴として、まるで研究家のように作曲当時の作曲家の状況や、同時代の演奏家がどう演奏したかなど、文献を調べて作品への解釈を深めるスタイルがありますが、だからこそ充実した演奏に仕上がっていると思います。

このマーラーの交響曲の演奏では、ゲヴァントハウス管は指揮者に向かって左が第1ヴァイオリン、右が第2ヴァイオリンの対向配置(両翼配置とも言います)のフォーメーションを取っています。これは前任のカペルマイスター、ヘルベルト・ブロムシュテットが採用した配置ですが、シャイーはこれを踏襲しています。

例えば、こちらはマーラーの交響曲第9番を演奏したときの映像ですが、指揮者の左から第1ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、そして右が第2ヴァイオリンになっています。コントラバスは第1ヴァイオリンとチェロの間の奥にいます。

対向配置でマーラー交響曲第9番の第1楽章を演奏リッカルド・シャイーとゲヴァントハウス管(2013年9月6-8日)。(c) Accentus Music
対向配置でマーラー交響曲第9番の第1楽章を演奏リッカルド・シャイーとゲヴァントハウス管(2013年9月6-8日)。(c) Accentus Music

演奏場所は全てライプツィヒにあるゲヴァントハウス。ゲヴァントハウス管の本拠地です。ベルリン・フィルハーモニーやサントリーホールと同じヴィンヤード(ぶどう畑)型のホールです。

この映像作品はマーラーの交響曲全集として企画が進められていましたが、交響曲第3番はシャイーのカペルマイスターとしての最後のコンサートで演奏される予定でした。残念ながらシャイーの病気により指揮ができなくなり、代わりにアンドリス・ネルソンスが指揮をしました。ネルソンスはシャイーの後任としてゲヴァントハウス管のカペルマイスターになっています。

マーラー交響曲選集 リッカルド・シャイー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団  タイル画像
マーラー交響曲選集 リッカルド・シャイー/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団  タイル画像

それでは演奏順に見ていきましょう。

ライプツィヒのゲヴァントハウスでは、2011年5月17日から29日まで、国際マーラー・フェスティバルが開催されていました。「復活」は2011年5月17−18日の演奏でその初っ端を飾ったものです。

シャイーは作品に深く向き合い、過去のワルターなどの演奏を研究してこの演奏に臨んでいますが、この「復活」は本当に何かが生まれるかのように、地の底から力強く燃え上がる炎のようにほとばしっています。知的で情熱的というのは同じミラノ出身の指揮者クラウディオ・アバドとも共通していますね。

マーラーの交響曲第2番「復活」を指揮するリッカルド・シャイー (c) Accentus Music
マーラーの交響曲第2番「復活」を指揮するリッカルド・シャイー (c) Accentus Music

ゲヴァントハウスのオーケストラの背後の席には合唱団が配置されています。そしてパイプオルガンも。とてつもなく壮大な作品だと改めて感じました。

マーラーの交響曲第2番「復活」の最終楽章を演奏するゲヴァントハウス管たち (c) Accentus Music
マーラーの交響曲第2番「復活」の最終楽章を演奏するゲヴァントハウス管たち (c) Accentus Music

2011年5月26ー27日の演奏で、こちらも国際マーラー・フェスティバルの一コマとしての演奏です。

ヴィンヤード型のゲヴァントハウスのオーケストラ裏と左右の半分の客席に合唱団のメンバーがいます。「千人」と言われるだけあってかなりの人数ですね。

マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」の第1楽章を演奏するリッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団たち (c) Accentus Music
マーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」の第1楽章を演奏するリッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団たち (c) Accentus Music

ゆったりとしたテンポで第1楽章が進みます。創造主の聖霊への呼びかけを力強く響かせています。

2012年4月26-27日の演奏。旧録の交響曲第4番は1999年にコンセルトヘボウ管と録音しています。楽譜の細部まで丁寧に描いていました。

こちらのゲヴァントハウスとの演奏ではより重厚感のある響きで壮大に描いています。ソプラノ独唱はクリスティーナ・ラントシャマー

マーラーの交響曲第4番でソプラノ独唱を務めたクリスティーナ・ラントシャマー (c) Accentus Music
マーラーの交響曲第4番でソプラノ独唱を務めたクリスティーナ・ラントシャマー (c) Accentus Music

全く違うコンセルトヘボウ管との旧録

シャイーは1989年にコンセルトヘボウ管を指揮して「悲劇的」を録音しています。第1楽章はまるで牛が歩くかのようにゆったりとしたテンポで進んで行きました。パネルディスカッションで、あれはウィレム・メンゲルベルクのスコアを研究した結果だったそうです。メンゲルベルクは、マーラーの交響曲にメトロノームの表記を書いていました。シャイーはそれに忠実に従ったのでコンセルトヘボウ管との録音ではとてつもなくスローになっていました。ゲヴァントハウスに来てから「(アムステルダムの)伝統から解放された」と語っていたシャイー。原点に立ち返り、ゲヴァントハウスでのブルーノ・ワルターのスコアを研究し、かなり速いペースで進んでいます。

演奏時間の違いは、以下のとおりです。コンセルトヘボウ管の録音はCDなのでトラック時間を表記しています。ゲヴァントハウス管はBlu-rayの映像なので、途中の間(ま)を除く実測時間で表記しています。

曲目コンセルトヘボウ管(1989年)ゲヴァントハウス管(2012年)
第1楽章25分35秒22分16秒
第2楽章スケルツォ 13分21秒アンダンテ 14分21秒 
第3楽章アンダンテ 14分43秒スケルツォ 11分31秒
第4楽章30分59秒29分00秒
リッカルド・シャイーのマーラー交響曲第6番「悲劇的」の演奏時間の違い

全ての楽章でゲヴァントハウス管とのほうが速くなっていますが、差が大きいのは第1楽章25:35→22:16、スケルツォ13:21→11:31、第4楽章30:59→29:00。聴いてみると一耳瞭然ですが、全くの別物の演奏になっています。

第2楽章がスケルツォだったら第1楽章と同じテンポで進む解釈になることが多いですが、第2楽章がアンダンテ、第3楽章がスケルツォだと、スケルツォは速くせざるを得ないとシャイーは語っています。

アンダンテ→スケルツォの順番

この交響曲は中間楽章の順番をどうするかで迷いがあります。シャイーはコンセルトヘボウ管との1989年の録音では、第2楽章がスケルツォ、第3楽章がアンダンテの順番で演奏しました。このゲヴァントハウス管との演奏では、第2楽章がアンダンテ、第3楽章がスケルツォの順番に変わっています。国際マーラー協会の公式見解に従っています。

2発のハンマー

第4楽章で2発のハンマー。ハンマーは金属製のものもありますが、ゲヴァントハウス管は白木の木槌を使っています。

マーラー交響曲第6番「悲劇的」第4楽章でのハンマー1発目。ゲヴァントハウス管弦楽団 (c) Accentus Music
マーラー交響曲第6番「悲劇的」第4楽章でのハンマー1発目。ゲヴァントハウス管弦楽団 (c) Accentus Music
マーラー交響曲第6番「悲劇的」第4楽章でのハンマー2発目。ゲヴァントハウス管弦楽団 (c) Accentus Music
マーラー交響曲第6番「悲劇的」第4楽章でのハンマー2発目。ゲヴァントハウス管弦楽団 (c) Accentus Music

2013年2月21ー22日の演奏。冒頭のトランペットのソロは落ち着いて始まり、休符でしっかりと間を取って緊張感を高めます。トゥッティではほとばしるような力強さがあります。

2013年9月6-8日の演奏。シャイーの交響曲第9番はコンセルトヘボウ管を退任する2004年に録音したものがあり、トータルで90分もかかるゆったりとした演奏でした。

このゲヴァントハウス管との演奏では、そうした誇張したようなアプローチはなくなり、よりストレートに表現されています。

2014年2月27−28日、3月2日の演奏。第1楽章はゆったりとしたテンポで進み、最終楽章でフィナーレを持ってくるように形を作っています。

シャイーとゲヴァントハウス管のマーラー交響曲集の最後となってしまったのが「巨人」。本当はシャイーのカペルマイスター退任コンサートで、第3番を演奏して全集を完成させる予定だったのですが、シャイーの病気のため実現せず、演奏は次期カペルマイスターになるアンドリス・ネルソンスが指揮しました。

この「巨人」は2009年の来日公演でも演奏しこちらの記事(FC2ブログ)にまとめていますが、この選集での録音としてはさらに5年以上経った2015年1月のことでした。

シャイーが10歳でズービン・メータ指揮で聴いた曲

マーラーの交響曲第1番「巨人」を聴くと子供の頃を思い出すと語っていたシャイー。10歳のときに父親の仕事でイタリアのRAI交響楽団の演奏を聴き、そこでズービン・メータ指揮の「巨人」の演奏を聴いたそうです。第4楽章の中断の箇所で「これは何という曲なの?」と近くの人に尋ねたと語っています。

ワルターの解釈に沿って追記したティンパニ

「巨人」を演奏する上で、シャイーはブルーノ・ワルターの演奏を研究しています。ライプツィヒでワルターが使ったスコアには無かったのですが、アムステルダムと米国でのスコアに追加された第2楽章の7小節のティンパニを採用。ワルターはマーラーと相談してこの追加をしただろうと考え、シャイーも初めて追加して演奏してみたそうです。ティンパニが追加されることにより祝祭的な印象となり、ウィーンのレントラーのようになったとシャイーは話しています。

また、第2楽章のテンポも5小節目からメトロノームの指示がありますが、シャイーは冒頭からメトロノームのテンポで演奏するという解釈を取り入れています。

そして第4楽章の壮大さはすごいです。2人の奏者によるティンパニも息がぴったりです。

マーラーの交響曲第1番「巨人」を演奏するリッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(2015年1月) (c) Accentus Music
マーラーの交響曲第1番「巨人」を演奏するリッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団(2015年1月) (c) Accentus Music

シャイーも何回も演奏した作品ですが、こうして研究成果を盛り込むことで違った「巨人」に仕上がっています。私もシャイーとゲヴァントハウスの8つの交響曲でこの曲が一番良い出来だと思います。

ブルーノ・ワルターのときにマーラー演奏の伝統を作ったライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団。リッカルド・シャイーがカペルマイスターになったことでそのサウンドと伝統を復活させ、最高峰の演奏をおこないました。私の中では、以前紹介したクラウディオ・アバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団のマーラー交響曲選集と並んでマーラーの交響曲のバイブルとして愛聴しています。

オススメ度

評価 :5/5。

【第2番】
ソプラノ:クリスティアーネ・エルツェ
メゾ・ソプラノ:サラ・コノリー
MDR放送合唱団
ベルリン放送合唱団
ゲヴァントハウス合唱団

【第4番】
ソプラノ:クリスティーナ・ラントシャマー

【第8番】
ソプラノ:エリカ・ズンネガルド(罪深き女)
ソプラノ:リカルダ・メルベート(贖罪の女)
ソプラノ:クリスティアーネ・エルツェ(栄光の聖母)
アルト:リオバ・ブラウン(サマリアの女)
アルト:ゲルヒルト・ロンベルガー(エジプトのマリア)
テノール:スティーヴン・グールド(マリア崇拝の博士)
バリトン:ディートリヒ・ヘンシェル(法悦の神父)
バス:ゲオルク・ツェッペンフェルト(瞑想の神父)
MDR放送合唱団
ライプツィヒ歌劇場合唱団
ゲヴァントハウス合唱団
ライプツィヒ聖トーマス教会合唱団
ゲヴァントハウス児童合唱団

指揮:リッカルド・シャイー
ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
録音:2011年5月17ー18日(第2番), 2011年5月26-27日(第8番), 2012年4月26-27日(第4番), 2012年9月6, 7, 9日(第6番), 2013年2月21-22日(第5番), 2014年2月27−28日, 3月2日(第7番), 2013年9月6-8日(第9番), 2015年1月(第1番), ゲヴァントハウス(ライヴ)

【タワレコ】シャイー&ゲヴァントハウス管の映像によるマーラー交響曲集 (第1, 2, 4-9番) がBOX化!

Accentus Musicの公式YouTubeでマーラーの交響曲の映像の視聴ができます。

リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲第2番「復活」
リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲第4番
リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲第5番
リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲第6番「悲劇的」
リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲第7番
リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲第8番「千人の交響曲」
リッカルド・シャイーとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団によるマーラー交響曲第9番

特に無し。

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