クラウディオ・アバド シンフォニーエディション
クラウディオ・アバドはベルリンフィルと1988年から1991年にかけてブラームスの交響曲全集を完成させています。帝王ヘルベルト・フォン・カラヤン時代のオーケストラを引き継ぎ、新しい時代へと向かうアバドが、ベルリンフィルと情熱的で感情がほとばしるブラームスを聴かせてくれます。特に交響曲第4番は素晴らしいです。
ブラームス交響曲全集 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1978-1979年)
サー・ゲオルグ・ショルティはブラームスの交響曲全集を1回だけ録音しています。1978年から1979年にかけてシカゴ交響楽団を指揮した演奏で、贅肉の無い引き締まった演奏で劇的な音楽を生み出しています。米国グラミー賞の最優秀クラシカルアルバムとオーケストラ録音の2冠を受賞した名盤です。
マーラー交響曲第9番 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2016年)
マリス・ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団を指揮して、2016年10月にマーラーの交響曲第9番をライヴ録音。ヤンソンスらしくまろやかでじっくり考えられた音楽で、マーラーの傑作を最高の形で表現しています。
ショスタコーヴィチ交響曲第7番「レニングラード」 マリス・ヤンソンス/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(2006年)
ショスタコーヴィチを得意としていたマリス・ヤンソンスは交響曲第7番「レニングラード」は何回も演奏、録音しました。2006年1月にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した「レニングラード」のライヴ録音は、コンセルトヘボウ管を鳴らし切り、美しさと弩級の迫力で聴くものを感動させます。
ショスタコーヴィチ交響曲第4番&第11番 アンドリス・ネルソンス/ボストン交響楽団(2017年, 2018年)
アンドリス・ネルソンスはボストン交響楽団とショスタコーヴィチの交響曲全集に挑戦しています。第1弾は米国グラミー賞を受賞、そして続く第2弾の交響曲第4番と第11番のレコーディングでも2年連続のグラミー賞受賞です。速いテンポで緊張感が漂う第4番は特に聴き応えがあります。
マーラー交響曲第10番(クック補筆版) リッカルド・シャイー/ベルリン・ドイツ交響楽団(1986年)
リッカルド・シャイーはマーラーの交響曲全集をデッカ・レーベルで録音。その最初となった第10番は1986年にベルリン放送交響楽団を指揮したもので、他の9曲はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と演奏でした。クック補筆版を使った全楽章の交響曲第10番で、シャイーとベルリン放送響はどのような演奏をおこなったのでしょうか。
ブラームス交響曲全集 カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1975年)
20世紀を代表する指揮者の一人、カール・ベームはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して1975年にブラームスの交響曲を全曲録音しました。交響曲第1番は同年の来日公演でも白熱した演奏を披露していましたが、こちらの全集ではどのように演奏されているのでしょうか。
シューマン交響曲全集 ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1963-1964年)
シューマンを得意とした指揮者ラファエル・クーベリックは、1963年から1964年にかけて、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してシューマンの交響曲全集を録音しました。後に1979年にバイエルン放送交響楽団を指揮した全集も評価が高いですが、ベルリンフィルの高い機動力を活かした演奏は生き生きとして実に素晴らしいです。
アルフレート・ブレンデル フィリップス録音全集
アルフレート・ブレンデルはベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を3回録音していますが、1975年〜1977年に掛けてベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と行ったのが1回目。ブレンデルもハイティンクもどちらもオーソドックスなアプローチで安心して聴ける全集でしょう。レコードアカデミー賞受賞盤。
シューベルト交響曲第8番「ザ・グレート」 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2018年)
マリス・ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団を指揮して2018年に2月にシューベルトの交響曲「ザ・グレート」をライヴ録音。ヤンソンスによる円熟の音楽で描く「グレート」は、聴く者に癒やしを与えてくれます。バイエルン放送響の透明感ある響きも秀逸。
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