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クラシック音楽の名盤・名演をより分かりやすく紹介していきます。
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クラシック音楽のレコーディングのレビュー、生で聴いてきた演奏会、最新のニュースを日々書いています。
9月10日更新:チェリビダッケのリスボン・ライヴ、シノーポリを追加。作曲家アントン・ブルックナーの最高傑作と言われる交響曲第8番。古今東西の名指揮者とオーケストラがこの曲を録音してきました。ベーム、カラヤン、ハイティンクの往年の録音から、ヤンソンス、ネルソンス、ティーレマンなど最新も含めて名盤を紹介していきます。
ゆったりとしたテンポで独特の世界観を生み出すセルジュ・チェリビダッケのブルックナー。録音嫌いで評判ほどレコーディングが遺っていませんが、1994年4月23日のポルトガル・リスボンでおこなわれた演奏会のブルックナーの交響曲第8番の録音は彼の最高の演奏の一つとして言われています。
イタリア出身の指揮者ジュゼッペ・シノーポリは、イギリスのフィルハーモニア管弦楽団の首席指揮者時代に、マーラーの交響曲全集を完成させました。心理学を学んだシノーポリによる独自の解釈で、決して表面的な美しさやエキゾチックさだけではない新たなマーラー像を描いています。
東ドイツを代表する指揮者の一人クルト・ザンデルリングは当時は珍しくシベリウスに取り組んだ指揮者。交響曲全集はベルリン交響楽団との録音で、1970年から77年にかけてイエス・キリスト教会でのセッション録音。シンフォニックに響かせながらも初期の交響曲の英雄的な響かせ方や、後期交響曲での空気感のある侘び寂びが見事です。
絶好調の指揮者フランソワ=グザヴィエ・ロトが手兵のケルン・ギュルツェニヒ管弦楽団とブルックナーの交響曲全集に挑んでいますが、第2弾が第4番「ロマンティック」。通常の第2槁ではなく1874年の第1稿によるもので、ギュンター・ヴァントゆかりのギュルツェニヒ管と機敏な演奏をおこなっています。