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FC2 ブログ「音楽の羅針盤」がスピンアウトして「Compass of Music」としてリニューアル!
クラシック音楽の名盤・名演をより分かりやすく紹介していきます。
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クラシック音楽のレコーディングのレビュー、生で聴いてきた演奏会、最新のニュースを日々書いています。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とブルックナーの交響曲第9番を指揮するヘルベルト・フォン・カラヤン。1978年5月 (c) ドイツ・グラモフォン
ウィーン国立歌劇場の監督と対立し、1964年に芸術監督を辞任してから録音とザルツブルク音楽祭以外では共演しなくなったヘルベルト・フォン・カラヤンとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団。1978年5月にカラヤンが久しぶりに指揮台に立ち、ブルックナーの交響曲第9番とテ・デウムを演奏します。映像作品をレビュー。
ブルックナーの交響曲第9番の第4楽章のフィナーレを指揮するヘルベルト・フォン・カラヤン&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 (1985年11月24日) (C) Sony
ブルックナーを度々演奏、録音してきたヘルベルト・フォン・カラヤンは晩年の1980年代後半にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と交響曲第7番と8番を録音しましたが第9番はありませんでした。しかしベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した1985年11月24日の万霊節での映像があり、晩年のカラヤンの境地を感じます。
セルジュ・チェリビダッケの名言 アイキャッチ画像
ルーマニア出身の指揮者セルジュ・チェリビダッケは録音嫌いとして有名で、歯に衣着せない発言も度々しました。ここではチェリビダッケのドキュメンタリー「チェリビダッケの庭」とオーケストラとのリハーサルの映像から、琴線に触れる名言を紹介していきます。『音楽とは君自身だ』、『私の人生はブルックナーすること』などを紹介。
森本 恭正 著「日本のクラシック音楽は歪んでいる」
光文社新書から2024年1月に光文社新書から2024年1月に出版された「日本のクラシック音楽は歪んでいる〜12の批判的考察」。吉田秀和氏への痛烈な批判もあり、賛否両論ある森本恭正氏による日本のクラシック音楽の検証本ですが、クラシック音楽を語る上で大事にしたいポイントもあるので紹介します。
クリスチャン・ツィメルマンのピアノリサイタル@サントリーホール(2023年12月13日) アイキャッチ画像
世界最高峰のピアニストの一人、クリスチャン・ツィメルマンが今年も11月から12月に来日公演をおこないました。12月13日(水)におこなわれたサントリーホールでのショパンのノクターン、ピアノソナタ第2番、ドビュッシー「版画」、シマノフスキの変奏曲のピアノ・リサイタルを紹介します。
ドヴォルザーク交響曲第8番&シューベルト交響曲第4番「悲劇的」 カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団 (1978年)
イタリア出身の名指揮者カルロ・マリア・ジュリーニはシカゴ交響楽団の首席客演指揮者も務め1970年代に名録音を遺しています。ドヴォルザークの交響曲第8番は澄み切った美しさと歌うような旋律の出し方に強固な構築を見せています。後のコンセルトヘボウ管とのアプローチの違いも面白いです。