Compass of Music

クラシック音楽の名演・名盤を紹介

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ベルナルト・ハイティンク追悼
ベルナルト・ハイティンク追悼〜世界から愛された至高の指揮者

オランダ出身の名指揮者、ベルナルト・ハイティンクは2019年に指揮者のキャリアに終止符を置きましたが、2021年10月21日にオランダのご自宅で逝去されました。世界のオーケストラ、ファンから愛された至高の指揮者を讃え、首席指揮者を務めたオーケストラなどからの追悼をまとめます。

J.S.バッハ イギリス組曲 ヴラディーミル・アシュケナージ(2019年)
コンサート活動から引退を表明したヴラディーミル・アシュケナージの最新録音!バッハのイギリス組曲第1〜3番(2019年)

2019年12月でパブリックな演奏活動から引退したヴラディーミル・アシュケナージ。しばらく新譜が出ませんでしたが、4年ぶりとなるピアノ独奏のレコードが10月15日にリリースされました。J.S.バッハのイギリス組曲で、アシュケナージらしいバランスの取れたカラフルな演奏です。

ルドルフ・ブッフヒンダー3回目のベートーヴェン ピアノ協奏曲全集のCD内側のジャケット
5人の指揮者5つのオーケストラとのオムニバス!ブッフビンダー3回目のベートーヴェンピアノ協奏曲全集(2019-20年)

ベートーヴェンの演奏に定評のあるピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーは2019年から20年に3回目のベートーヴェンピアノ協奏曲全集を録音しています。ウィーン楽友協会がムジークフェラインザールで全曲演奏することを認めたチクルスでは、5人の指揮者とオーケストラと協演。多彩な魅力を伝えてくれます。

ザルツブルク音楽祭2020でブルックナーの交響曲第4番のフィナーレを指揮するクリスティアン・ティーレマン (c) UNITEL
ティーレマンとウィーンフィルのザルツブルク音楽祭2020ライヴ ブルックナー交響曲「ロマンティック」他

コロナ下でも万全の対策で開催されたザルツブルク音楽祭2020。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団はクリスティアン・ティーレマンと登場し、エリーナ・ガランチャ独唱によるヴァーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を演奏しました。こだわりの両翼配置による壮大な演奏です。

ベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」 カール・ベーム/ウィーン交響楽団(1957年)
カール・ベーム壮年期の熱気ある第九 ウィーン響とのベートーヴェン交響曲第9番「合唱付き」(1957年)

カール・ベームはベートーヴェンの第九交響曲を何度か録音していますが、1957年にウィーン交響楽団と録音したものはモノラル録音ながら溢れる熱気を伝えています。全体的に厳しく質実剛健という印象ですが第3楽章の慈愛に満ちた演奏はベームならではでしょう。

マーラー交響曲第9番 ゲオルグ・ショルティ/ロンドン交響楽団(1967年)
ショルティのマーラー交響曲第9番の旧録音 ボルテージの高いロンドン響との熱演(1967年)

ゲオルグ・ショルティは最初のマーラーの交響曲全集をコンセルトヘボウ管、ロンドン響、シカゴ響を振り分けて完成させていますが、その中で第9番は1967年にロンドン響と演奏しました。ボルテージが高い演奏で全体的にエネルギーがみなぎっています。第4楽章の厚みのある美しさも見事です。

ヴァーグナー楽劇「ローエングリン」 ルドルフ・ケンペ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1962-63年)
いぶし銀の魅力 ヴァーグナー楽劇『ローエングリン』 ケンペ&ウィーンフィル(1962-63年)

いぶし銀の指揮者として知られるルドルフ・ケンペ は、1962年から63年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とヴァーグナーの楽劇「ローエングリン 」をセッション録音しています。当時最高の歌手陣を集めた豪華なキャストで、とにかく歌が輝いています。

カール・ベーム後期レコーディングス
カール・ベーム唯一のドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」のセッション録音 威風堂々としたウィーンフィル(1978年)

ドヴォルザークの不朽の名作「新世界より」。意外にもセッション録音では一度だけのレコーディングとなったカール・ベームの演奏は、1978年にウィーンフィルを指揮したもの。ゴツゴツした触感で進む第1楽章と第2楽章での慈愛に感動します。ドヴォルザークの新しい魅力を引き出すことに成功しています。

ヴィルヘルム・フルトヴェングラー コンプリート・レコーディングズ
大胆なテンポとダイナミクス フルトヴェングラー&ベルリンフィルのシューベルト交響曲「ザ・グレート」(1951年)

今聴いてもすごい指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。1951年にベルリンフィルを指揮して録音したシューベルトの交響曲「ザ・グレート」では、大胆なテンポの変化やメリハリのついた静から動への表現が見事です。古い録音なので音質は少し良くないですが、それ以上にフルトヴェングラーに驚かされた一枚でした。

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