サー・ゲオルグ・ショルティのドキュメンタリー映像、「人生の旅(Journey of a lifetime)」。そのボーナス映像として、1977年10月のシカゴ交響楽団との演奏会の映像が収録。オール・ロシア作品のプログラムで、シカゴ響の機動力とスケール性を最大限引き出しています。
アンドリス・ネルソンスとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は2019年5月の公演で、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲第1番とチャイコフスキーの交響曲第5番を演奏。ヴァイオリン独奏はラトビア出身のバイバ・スクリデが務め、集中力のあるモダンな演奏をおこないました。
アンドリス・ネルソンスとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は、チャイコフスキーの後期交響曲を映像作品でリリースしていますが、第6番「悲愴」は2018年3月のカペルマイスター就任コンサートでの演奏。前半にモーツァルトの交響曲第40番、後半に「悲愴」という物悲しい作品で固めました。
今最も勢いのある指揮者、アンドリス・ネルソンスはカペルマイスターを務めるライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団と2019年12月の公演でチャイコフスキーの交響曲第4番を演奏。ゲヴァントハウス管らしい重厚感ある響きで、弩級の演奏を行っています。
2023年からバイエルン放送交響楽団の次期首席指揮者に着任する予定のサー・サイモン・ラトル。ラトルは2019年1月から2月に「ヴァルキューレ」をバイエルン放送響と演奏会形式で演奏しています。音楽だけでヴァーグナーの楽劇の世界を写実的に表しています。歌手陣も豪華です。
このページでは名指揮者のラスト・レコーディングを紹介していきます。ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、ベルナルト・ハイティンク、マリス・ヤンソンス…。往年の名指揮者が、最後にどのようなレコーディングを遺したのか、紹介していきます。
ヘルベルト・フォン・カラヤンはチャイコフスキーの交響曲を何度も録音していますが、今回紹介する1984年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して録音した交響曲第4番は6度目の録音。ウィーンフィルの美音をとことん追求した演奏です。
リッカルド・シャイーは首席指揮者を務めていたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と1988年から91年にかけてシューマンの交響曲全集を録音しています。コンセルトヘボウ管のきらびやかなサウンドを活かし、フレッシュな演奏に仕上がっています。後のゲヴァントハウス管とのマーラー編曲版による全集とは違うテイストです。
日本が誇る世界的ピアニスト、福間洸太朗による初のベートーヴェン・アルバムは、ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」、第24番「テレーゼ」、そして最後の第32番。間合いをたっぷりと取った深い解釈で、ベートーヴェンの極上の音楽を聴かせてくれます。
エフゲニー・キーシンは自伝でカルロ・マリア・ジュリーニに対して尊敬の念を抱いていたことが明らかになっていますが、1992年5月、サルヴァトーレ・アッカルドの代役として、キーシンはジュリーニ/ウィーンフィルと共演し、シューマンのピアノ協奏曲を演奏します。
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