ベートーヴェン交響曲全集 アンドレ・クリュイタンス/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1957-1960年)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と初めてベートーヴェンの交響曲全集を録音したのは、ベルギー出身でフランス音楽を得意としたアンドレ・クリュイタンス。1957年から1960年の録音で、雄大で堂々とした風格。これを聴くとなぜ彼が最初の全集の指揮者に選ばれたのか、よく分かります。
ベートーヴェン交響曲全集 ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/バイロイト祝祭管弦楽団/ストックホルム・フィルハーモニック管弦楽団(1948-1954年)
往年の名指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーは1948年から1954年にかけてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団、バイロイト祝祭管弦楽団を指揮してベートーヴェンの交響曲を録音しています。特にバイロイトの第九と呼ばれる第9番はすごいです。
スヴャトスラフ・リヒテル デッカ、フィリップス、ドイツ・グラモフォン録音全集
ロシア出身の伝説的なピアニスト、 スヴャトスラフ・リヒテルはベートーヴェンのピアノ協奏曲の第3番を好んで演奏していました。1962年にクルト・ザンデルリング指揮のウィーン交響楽団と録音したものでは、詩情とダイナミックさのコントラストが見事です。
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」 カール・ベーム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1961年)
20世紀を代表する指揮者の一人、カール・ベーム。ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を1961年に録音しており、重厚な響きが残るベルリンフィルと足しも引きもしない質実剛健な「英雄」を演奏しています。ウィーンフィルとの全集とは一味違うベーム&ベルリンフィルの貴重な録音です。
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1976年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は2度目となるベートーヴェンの交響曲全集を1970年代に録音しています。1976年の「田園」の録音では、 カラヤン の研ぎ澄まされた響きが細部までこだわっています。
春を告げる白梅
寒い冬が終わりを迎え、徐々にですが春が近付いてきましたね。近くの公園でも白梅の花が付け始めました。明るくて、柔らかな、そんな音楽が聴きたくなってきますが、春にこそ聴きたいクラシック音楽の曲とオススメの録音を紹介していきます。
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」 カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1971年)
20世紀を代表する指揮者の一人、カール・べーム が1970年代にウィーンフィルと録音したベートーヴェンの交響曲全集。その中でも交響曲第6番「田園」はウィーンフィルのふくよかな響きを活かして理想的な演奏をおこなっています。
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ集 福間洸太朗(2019年)
日本が誇る世界的ピアニスト、福間洸太朗による初のベートーヴェン・アルバムは、ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」、第24番「テレーゼ」、そして最後の第32番。間合いをたっぷりと取った深い解釈で、ベートーヴェンの極上の音楽を聴かせてくれます。
アルフレート・ブレンデル フィリップス録音全集
アルフレート・ブレンデルはベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を3回録音していますが、1975年〜1977年に掛けてベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と行ったのが1回目。ブレンデルもハイティンクもどちらもオーソドックスなアプローチで安心して聴ける全集でしょう。レコードアカデミー賞受賞盤。
ベートーヴェン交響曲全集 クラウディオ・アバド/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1985-1988年)
クラウディオ・アバドはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して1985年から1988年にかけてベートーヴェンの交響曲全集を録音しました。ウィーン時代のアバドはあまり注目されることが少ないですが、心身ともに充実していた時代のアバドはどのような演奏を行っていたのでしょうか。
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