1980年

カルロ・マリア・ジュリーニ イン アメリカ ロサンゼルス・フィルハーモニック

丁寧に歌い上げた原点回帰 カルロ・マリア・ジュリーニとロスフィルのブラームス交響曲第1番、第2番(1980-81年)

イタリア出身の指揮者カルロ・マリア・ジュリーニは、1978年から1984までロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督を務めました。録音もいくつかおこないましたが、ブラームスについては交響曲第1番と第2番を録音しています。伝統にとらわれないのびのびとした演奏です。

ブルックナー交響曲全集 オイゲン・ヨッフム/シュターツカペレ・ドレスデン(1975-1980年)

オイゲン・ヨッフム2回目のブルックナー交響曲全集 シュターツカペレ・ドレスデン(1975-1980年)

ドイツの指揮者、オイゲン・ヨッフムはブルックナー協会の会長も務めたことがあり、ブルックナーの大家。交響曲全集も2回完成させていて、2回目はシュターツカペレ・ドレスデンを指揮した演奏で、1975年から80年にかけて録音されました。旧録よりも丸みを帯びるどころか、より尖った演奏となっています。

ヘルベルト・フォン・カラヤン シンフォニーエディション

カラヤン&ベルリンフィルのブルックナー交響曲全集(1975-1981年)

ヘルベルト・フォン・カラヤンはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、1975年から1981年にかけてブルックナーの交響曲全集をレコーディングしています。響きにこだわったカラヤンらしく流麗で聴きやすいサウンドが特徴。楽譜は意外にもハース版を多めに使用していました。

R.シュトラウス アルプス交響曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)

カラヤン/ベルリンフィル “アルプス交響曲” (1980年)

20世紀を代表する指揮者の一人、ヘルベルト・フォン・カラヤンはR.シュトラウスを大変得意にしていました。ただ、アルプス交響曲については1980年の録音が初めてのレコーディングとなっています。ゆっくりと噛み締めていくように進んでいく音楽と、美しい響きが特徴的です。

ブラームス交響曲第4番 カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)

カルロス・クライバー渾身の指揮! 雅なウィーンフィルがほとばしる、ブラームス交響曲第4番(1980年)

1980年3月にウィーンで録音された鬼才の指揮者カルロス・クライバーとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のブラームスの交響曲第4番。グイグイと引き込まれる演奏で、雅なはずのウィーンフィルもクライバーに引き込まれて情熱がほとばしっています。この作品の究極の演奏でしょう。

ベートーヴェン交響曲第9番 ベルナルト・ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1980年)

ハイティンクの当時珍しかったライヴ盤!コンセルトヘボウ管とのバランスの整ったベートーヴェン交響曲第9番(1980年)

ベートーヴェンの交響曲全集とは別の、ベルナルト・ハイティンクとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第九。1980年10月のコンセルトヘボウでの演奏で、ハイティンクにしては当時珍しかったライヴ録音。ライヴならではの臨場感もあり、各楽器の旋律を引き出したハイティンクの整ったバランス感覚も見事です。

ベートーヴェン交響曲第9番 カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)

全集とは別のベーム最晩年のトータル79分の遅い第九 ベートーヴェン交響曲第9番 ウィーンフィル(1980年)

ドイツ=オーストリアを代表する指揮者、カール・ベームは最晩年の1980年11月に、ウィーンフィルとベートーヴェンの第九を再録音しました。全集のときよりも6分以上遅くなり、トータル79分という遅すぎるテンポで表現したかったものとは何なのでしょうか。演奏の感想を書いていきます。