ドイツを代表する指揮者ギュンター・ヴァントは、ブルックナーを得意としていました。晩年に名声を得たヴァントはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とも客演し、2001年1月の演奏会ではブルックナーの交響曲第8番を演奏。慈愛があって壮大なブルックナーの世界観です。
1997年から2004年までピッツバーグ交響楽団の首席指揮者に就いたマリス・ヤンソンス。意外にも録音は少なく、EMI、自主レーベルで計2アルバムだけ。ショスタコーヴィチの交響曲全集で第8番だけはピッツバーグ響を指揮して録音しました。リハーサルでヤンソンスの的確な指示も体験できます。
イタリア出身の名指揮者クラウディオ・アバドは、ベートーヴェンの交響曲全集を2回完成させていて、1回目は1985年から88年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と、そして2回目は2000年と01年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベーレンライター新校訂版のスコアを使ったライヴ録音です。新旧の全集を徹底比較します。
クラウディオ・アバドは2回目となるベートーヴェンの交響曲全集を、首席指揮者を務めるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ録音しました。ヨーロッパ・コンサートでの第9の演奏の後、胃がんの手術をおこなって休養に入ったアバド。復帰後に聖チェチーリア音楽院で第1番から第8番をライヴ録音しました。情熱がほとばしっています。
最近のコメント