ブルックナーと縁ゆかりが深いウィーン・フィルハーモニー管弦楽団ですが、意外にも一人の指揮者で交響曲全集を完成させたことはこれまでありませんでした。ウィーンフィルとの全集の指揮者にクリスティアン・ティーレマンが選ばれ、第00番と第0番も含む11曲をライヴ録音しました。インタビューで語ったブルックナーへの想いとは。
コロナ下でも万全の対策で開催されたザルツブルク音楽祭2020。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団はクリスティアン・ティーレマンと登場し、エリーナ・ガランチャ独唱によるヴァーグナーのヴェーゼンドンク歌曲集とブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」を演奏しました。こだわりの両翼配置による壮大な演奏です。
2019年に引退することになった、指揮者ベルナルト・ハイティンク。最後のザルツブルク音楽祭では、エマニュエル・アックスとベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、そしてブルックナーの交響曲第7番を演奏しました。オーケストラは長年のパートナー、ウィーンフィルです。
クラウディオ・アバドとベルリンフィルは2000年〜2001年にベートーヴェンの交響曲全集をライヴ録音で完成させていますが、その前の1996年、ザルツブルク音楽祭での第九のライヴ録音があります。後の全集での第九とどうちがうのでしょうか。実験的な演奏のレビューを紹介しています。
ザルツブルク音楽祭2012に登場したマリス・ヤンソンスとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は、R.シュトラウス、ヴァーグナー、ブラームスといったドイツ・ロマン派のプログラムを演奏しました。ヤンソンスらしからぬ白熱したノリノリの指揮で勢いのある演奏をおこなっています。
ザルツブルク音楽祭2019では、バイロイト音楽祭に続いてヴァレリー・ゲルギエフが登場。ウィーン・フィルを指揮してヴェルディの歌劇「シモン・ボッカネグラ」を演奏しました。鬼才クリーゲンブルによる現代的な好演出に、舞台や衣装も揃った素晴らしい演奏になりました。躍動感があり強弱がダイナミックなゲルギエフの指揮にも注目です。
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