クラウディオ・アバドは、2002年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を退任していますが、マーラーの交響曲チクルスは続いており、2004年6月に客演し、第6番「悲劇的」をライヴ録音しています。深い解釈に基づく知的な演奏で、英国グラモフォン賞を受賞した名盤です。
現在最も注目を浴びていると言える鬼才の指揮者テオドール・クルレンツィスと、そのパートナーのムジカエテルナ。ベートーヴェン・チクルスの第1弾で、交響曲第5番「運命」をリリースしました。80分以上も入るCDに31分の「運命」1曲だけという強気のアルバムですが、細かいテクスチャを描いてこれまで聴いたことのないような革新的な演奏を聴くことができます。
ブルックナーの交響曲第8番にこだわり続けたヘルベルト・フォン・カラヤン。最晩年の1988年11月にウィーンフィルを指揮して交響曲第8番を録音しています。ハース版を使った演奏で、ゆったりとしたテンポで雄大に描いていきます。第2楽章は弛緩している面も否めないですが、第3楽章の美しさから第4楽章への迫力が唯一無二です。






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