スヴャトスラフ・リヒテルのシューベルトの『さすらい人幻想曲』を特に愛していた。リヒテルはこの曲を「導きの星」と称し、1963年にパリでの演奏で新たな一面を引き出しました。演奏には強靭さと繊細さが融合し、大胆で表情が豊か。そんなリヒテルのさすらい人幻想曲を紹介します。
ピアノの詩人、フレデリック・ショパン。彼の傑作である4つのバラードは技巧も表現力も要求される難曲。アルトゥール・ルービンシュタイン、ヴラディーミル・アシュケナージ、クリスティアン・ツィメルマン、マウリツィオ・ポリーニなどなど、これまで聴いた名ピアニストたちのバラードのレコーディングから、オススメの演奏、名盤を紹介していきます。
ロシア出身の伝説的なピアニスト、
スヴャトスラフ・リヒテルはベートーヴェンのピアノ協奏曲の第3番を好んで演奏していました。1962年にクルト・ザンデルリング指揮のウィーン交響楽団と録音したものでは、詩情とダイナミックさのコントラストが見事です。
ソ連出身のピアニスト、スヴャトスラフ・リヒテルはベートーヴェンのピアノソナタ第17番「テンペスト」を得意として、録音も数多いです。1961年にロンドンのアビー・ロード・スタジオで録音されたものは、超絶的な技巧に加えて、詩情豊かな音楽を聴かせてくれます。
最近のコメント