カペルマイスターだったリッカルド・シャイーはライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団を復活させたと言われています。マーラーの交響曲全集に取り組みましたが、病気のため第3番だけが実現できず、8曲の選集となりました。ただ、映像で観られる演奏では、シャイーの指揮に自発的に動くゲヴァントハウス管の様子が伺えます。
戦前の四大指揮者と言われた一人、ウィレム・メンゲルベルクは1940年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮してベートーヴェンの交響曲全集を録音しました。メンゲルベルクが楽譜に色々と味付けをしたロマン溢れる演奏で、今の時代には聴けないような大胆な演奏に仕上がっています。
最近のコメント