ドイツを代表する指揮者、クリスティアン・ティーレマンは2019年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してブルックナーの交響曲全集を開始しました。第1弾となったのが、交響曲第8番で2019年10月のムジークフェラインザールでのライヴ。第2槁ハース版を使った雄大な演奏で、聞き手に高い集中力を要求する演奏です。
クリスティアン・ティーレマンは2019年からウィーンフィルとブルックナーの交響曲全集に着手。第2弾となる交響曲第3番「ヴァーグナー」は2020年11月のライヴ録音。ウィーンフィルと因縁のある第2稿を使った演奏で、ゆったりとした雄大さと爆発するような熱さが見事です。
ラファエル・クーベリックとバイエルン放送交響楽団は、1965年に来日公演を行いました。大阪フェスティバルホールの演奏がNHK音源を最新技術でリマスタリングで初リリース!ベートーヴェンの「田園」とブルックナーの交響曲第8番が収録。バイエルン放送響のスッキリとした響き、両翼配置によって生まれる立体感など聞き所満載。
オランダ出身の指揮者、ベルナルト・ハイティンクはマーラーの作品を得意としていました。ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団との交響曲全集、選集ではロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のマチネ・コンサート、ベルリンフィル、シカゴ響、バイエルン放送響など数多いです。あまりに多すぎてカバーしきれないぐらいですが、この記事ではハイティンクのオススメのマーラー録音をまとめています。
楽器を本格的に学ぼうと思って音楽教室に行くことを検討すると、個人のプライベート・レッスンにするか、大手の音楽教室にするかどちらが良いのか迷いますよね。ここでは個人のピアノ教室に通った自分の実体験と、大手の音楽教室に子供を通わせてみて知った違いについてまとめています。
「ピアノの詩人」と評された作曲家、フレデリック・ショパン。そこまで長くない人生の中で膨大な数のピアノ作品を遺しました。この記事では、初心者の方でもオススメできる、ショパンの名曲10選を紹介します。
マウリツィオ・ポリーニは1960年のショパン国際コンクールで優勝してから一度表舞台から姿を消しましたが、1968年にフランスでおこなわれたリサイタルのレコーディングはその研鑽を経た後の演奏。緊迫感漂う演奏で、ポロネーズ第5番から暗黒の世界に引きずり込まれます。
クラウディオ・アバドは2回目となるベートーヴェンの交響曲全集を、首席指揮者を務めるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ録音しました。ヨーロッパ・コンサートでの第9の演奏の後、胃がんの手術をおこなって休養に入ったアバド。復帰後に聖チェチーリア音楽院で第1番から第8番をライヴ録音しました。情熱がほとばしっています。
楽聖ルードヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの交響曲は古今東西、録音も膨大な数があります。フルトヴェングラー、クリュイタンス、ヨッフム、カラヤン、ショルティ、アバド、ラトル、ティーレマン、ヤンソンス、シャイー、ネルソンスなど、私が実際に聴いてきた録音からオススメの録音や名盤を紹介します。
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