フレデリック・ショパン

作曲家フレデリック・ショパン

クリスチャン・ツィメルマン ショパン バラード全集(1987年)

気品と繊細さ、そして大胆なテンポ・ルバート ショパンのバラード全集 クリスチャン・ツィメルマン(1987年)

ポーランド出身のピアニスト、クリスチャン・ツィメルマンは1975年のショパン国際コンクールの優勝者。レパートリーが広いですが、本場ショパンの演奏は格別。1987年にレコーディングしたバラード全集は気品と繊細さがある理想的な演奏に仕上がっています。

ショパン 後期作品集 マウリツィオ・ポリーニ(2015-2016年)

深みを増したポリーニ ショパン 『幻想ポロネーズ』『舟歌』他 後期作品集(2015-16年)

現代を代表するピアニストの一人、マウリツィオ・ポリーニは、2015年から2016年にかけてショパンの後期作品をレコーディングしました。舟歌や幻想ポロネーズ、ノクターンは再録音でしたが、初録音となるマズルカも含まれています。円熟味を増したポリーニの今を聴くレコーディングです。

ショパン・リサイタル マウリツィオ・ポリーニ(1968年)

マウリツィオ・ポリーニ “ショパン・リサイタル” (1968年)

マウリツィオ・ポリーニは1960年のショパン国際コンクールで優勝してから一度表舞台から姿を消しましたが、1968年にフランスでおこなわれたリサイタルのレコーディングはその研鑽を経た後の演奏。緊迫感漂う演奏で、ポロネーズ第5番から暗黒の世界に引きずり込まれます。

1849年に撮影されたフレデリック・ショパン

オススメのショパンのバラード録音

ピアノの詩人、フレデリック・ショパン。彼の傑作である4つのバラードは技巧も表現力も要求される難曲。アルトゥール・ルービンシュタイン、ヴラディーミル・アシュケナージ、クリスティアン・ツィメルマン、マウリツィオ・ポリーニなどなど、これまで聴いた名ピアニストたちのバラードのレコーディングから、オススメの演奏、名盤を紹介していきます。

エフゲニー・キーシン プレイズ ショパン

試行錯誤か、エフゲニー・キーシンの独創的なショパン・バラード全集(1998年)

エフゲニー・キーシンは1998年にショパンのバラード全集を録音しています。まだ26歳のときの演奏で、神童からベテランの域へ進もうとするキーシンの迷いや試行錯誤を感じる演奏です。16分音符の正確な打鍵は素晴らしいですが、解釈が独特なので好みは分かれるところでしょう。

ショパン ピアノ協奏曲全集 マルタ・アルゲリッチ/シャルル・デュトワ/モントリオール管弦楽団(1998年)

日英で受賞! アルゲリッチの一期一会の演奏 ショパン ピアノ協奏曲全集 デュトワ/モントリオール響(1998年)

現代を代表するピアニストの一人、マルタ・アルゲリッチは1998年にシャルル・デュトワ指揮モントリオール交響楽団とショパンのピアノ協奏曲2つを録音しています。癌の手術後の翌年の一球入魂の演奏は、日本と英国の音楽賞を受賞した名盤です。

ショパン バラード&スケルツォ全集 ヴラディーミル・アシュケナージ(1964年, 1967年)

ショパン バラード全集 アシュケナージ(1964年)

ヴラディーミル・アシュケナージが若かりし1964年にショパンのバラード全集を録音。当時カミソリのような切れ味と評されたシャープな演奏で弾きつつ、みずみずしい感性で演奏しています。後年、ショパンのピアノ作品全集でバラードを再録音するアシュケナージですが、この時代の詩情豊かな演奏は代えられないでしょう。