ウィーン楽友協会・大ホール

マーラー交響曲全集 サー・サイモン・ラトル/バーミンガム市交響楽団&ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団他 (1984-2004年)

ラトルのウィーンフィルデビュー!対向配置によるこだわりのマーラー交響曲第9番(1993年)

サイモン・ラトルは1993年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮台にデビューしました。演奏したのは異例ながらマーラーの大作、交響曲第9番。対向配置を取ろうとしてオーケストラと対立し演奏会がキャンセルになりかけたそうですが、大胆に伸び縮みをさせる音楽作りとウィーンフィルの柔らかな響きで新鮮な演奏に仕上がっています。

ブルックナー交響曲第7番 カルロ・マリア・ジュリーニ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1986年)

歌心と慈愛と壮大さ ブルックナー交響曲第7番 ジュリーニ/ウィーンフィル(1986年)

イタリア出身の名指揮者カルロ・マリア・ジュリーニは、1980年代にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とブルックナーの後期交響曲を録音し、いずれも名演奏の評価を得ています。1986年6月にレコーディングされた第7番では、歌心と慈愛さに満ちていますが、クライマックスでは壮大さも持つなど形態美を感じさせてくれます。

モーツァルト ピアノ協奏曲第17番&21番 マウリツィオ・ポリーニ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2005年)

レコ芸読者が選ぶ第1位!ポリーニの弾き振りによるモーツァルトのピアノ協奏曲第17・21番 ウィーンフィル(2005年)

モーツァルトの生誕250周年のアニバーサリーだった2006年にリリースされた、マウリツィオ・ポリーニがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を弾き振りしたピアノ協奏曲第17番と21番。円熟味のあるポリーニのピアノと、しなやかな響きのウィーンフィルの理想的な演奏です。レコ芸のリーダーズ・チョイスで1位に選ばれたアルバム。

ブルックナー交響曲第8番 ベルナルト・ハイティンク/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1995年)

レコードアカデミー賞&蘭エジソン賞受賞!ハイティンクとウィーンフィルのブルックナー交響曲第8番(1995年)

ブルックナーを得意とした指揮者ベルナルト・ハイティンクは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と交響曲全集を進めていましたが、計画が途中で頓挫。しかし、第8番はハース版を使ったウィーンの美音を活かした名演。日本のレコード・アカデミー賞とオランダのエジソン賞を受賞しています。

シューベルト後期ピアノソナタ集 マウリツィオ・ポリーニ(1983ー87年)

レコードアカデミー賞を受賞した圧倒的なピアニズムと歌心!シューベルト後期ピアノソナタ集 ポリーニ(1983-87年)

マウリツィオ・ポリーニは1980年代にシューベルトの後期ピアノソナタを録音しました。ピアノソナタ第19番、第20番、第21番、アレグレット、そして3つの小品。圧倒的なピアニズムと歌心による驚かされるシューベルト演奏で、日本のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。

ルドルフ・ブッフヒンダー3回目のベートーヴェン ピアノ協奏曲全集のCD内側のジャケット

5人の指揮者5つのオーケストラとのオムニバス!ブッフビンダー3回目のベートーヴェンピアノ協奏曲全集(2019-20年)

ベートーヴェンの演奏に定評のあるピアニスト、ルドルフ・ブッフビンダーは2019年から20年に3回目のベートーヴェンピアノ協奏曲全集を録音しています。ウィーン楽友協会がムジークフェラインザールで全曲演奏することを認めたチクルスでは、5人の指揮者とオーケストラと協演。多彩な魅力を伝えてくれます。

カール・ベーム後期レコーディングス

カール・ベーム唯一のドヴォルザーク交響曲第9番「新世界より」のセッション録音 威風堂々としたウィーンフィル(1978年)

ドヴォルザークの不朽の名作「新世界より」。意外にもセッション録音では一度だけのレコーディングとなったカール・ベームの演奏は、1978年にウィーンフィルを指揮したもの。ゴツゴツした触感で進む第1楽章と第2楽章での慈愛に感動します。ドヴォルザークの新しい魅力を引き出すことに成功しています。

エルガー「エニグマ変奏曲」他 サー・ゲオルグ・ショルティ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1996年)

レコードアカデミー賞受賞のショルティ晩年の変奏曲集 エルガー「エニグマ変奏曲」他 ウィーンフィル(1996年)

名指揮者サー・ゲオルグ・ショルティは晩年の1996年4月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とコダーイ、ブラッヒャー、エルガーの変奏曲を録音しました。晩年のリラックスした慈愛に満ちた演奏で、「孔雀」での荘厳さや「エニグマ」での奥深さに驚かされます。