毎年1月1日の19時から、オーストリアの時間では11時から行われるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート。

昨日の2023年のコンサートではオーストリア出身の指揮者フランツ・ウェルザー=メストが2013年以来10年ぶりに指揮をとりました。

最後の1作品を除いて全てがニューイヤーで初めて取り上げる曲で、ウェルザー=メストのこだわりを感じたプログラムで、気品と茶目っ気のあるウィーンらしさを感じました。

そしてコンサート終了後に翌年の指揮者が発表されるのが恒例ですが、来年2024年はドイツ出身の指揮者、クリスティアン・ティーレマンと発表されました。

【ウィーンフィル公式】Das Neujahrskonzert 2024 wird von Maestro Christian Thielemann geleitet

ウィーンフィルのニューイヤーコンサート2024の指揮者に発表されたクリスティアン・ティーレマン
ウィーンフィルのニューイヤーコンサート2024の指揮者に発表されたクリスティアン・ティーレマン。ウィーンフィルの公式HPより

ティーレマンと言えばウィーンフィルと2008年から10年にベートーヴェンの交響曲全集をライヴ録音(紹介記事)し、2019年からはブルックナーの交響曲全集に取り組んでいます(紹介記事)。

ウィーンフィルのニューイヤー・コンサートは2019年に初出演。5年ぶりの2回目の出演となります。

ブルックナーのアニバーサリー・イヤー

1824年生まれのブルックナーは2024年が生誕200年のアニバーサリー。アニバーサリーに合わせて交響曲全集を完成する予定のティーレマンがニューイヤーの指揮台にも立つというのは感慨深いですね。

ニューイヤー・コンサートで演奏される曲目はヨハン・シュトラウスのファミリーや関連する作曲家のワルツやポルカがメインですが、Wikipediaを見ると過去にもモーツァルト、シューベルト、ハイドン、リストなどのアニバーサリーの作曲家の作品が演奏されているので、ひょっとしたらブルックナーの小品がプログラムに入る可能性もあるかもしれないですね。

ティーレマンは2021年4月にバイエルン放送交響楽団にデビューしたり(紹介記事)、こちらの記事で紹介したようにシュターツカペレ・ベルリンに2022年6月にデビューし、12月の来日公演でもダニエル・バレンボイムの降板を受けて見事代役を果たしたり、とドイツの名門オーケストラでさらに活躍していますが、ブルックナーで縁を深めたウィーンフィルと、今後ますます活躍しそうですね。注目したいです。

Apple Music で2019年のニューイヤー・コンサートの演奏を試聴可能。

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