カルロス・クライバー DGコンプリートレコーディングス
レパートリーが限られたカルロス・クライバーはシューベルトについては交響曲2曲のみ。第3番と第7番「未完成」で、どちらも1978年9月にウィーンフィルと録音しています。ウィーンの自発的な響きで、ゾクゾクとする雰囲気と躍動感があるクライバーらしい熱演です。
シューベルト交響曲第8番「ザ・グレート」 サー・ゲオルグ・ショルティ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1981年)
シューベルトをあまり録音しなかったサー・ゲオルグ・ショルティ。交響曲第8番「ザ・グレート」は1981年に、第7番「未完成」と第5番は1984年にそれぞれウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して録音しました。シューベルトを熟知したウィーンフィルらしい温かさと、ショルティのキビキビとしたスタイルがマッチした演奏です。
シューベルト交響曲第7番「未完成」&第8番「ザ・グレート」 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1964-68年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンは意外にも同じオーストリア出身の作曲家フランツ・シューベルトの作品をあまり録音していません。1964年から68年に掛けてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と録音された交響曲第7番「未完成」と第8番「ザ・グレート」のセッション録音は、カラヤンらしくスタイリッシュにカッコよく演奏されています。
シューベルト後期ピアノソナタ集 マウリツィオ・ポリーニ(1983ー87年)
マウリツィオ・ポリーニは1980年代にシューベルトの後期ピアノソナタを録音しました。ピアノソナタ第19番、第20番、第21番、アレグレット、そして3つの小品。圧倒的なピアニズムと歌心による驚かされるシューベルト演奏で、日本のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー コンプリート・レコーディングズ
今聴いてもすごい指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。1951年にベルリンフィルを指揮して録音したシューベルトの交響曲「ザ・グレート」では、大胆なテンポの変化やメリハリのついた静から動への表現が見事です。古い録音なので音質は少し良くないですが、それ以上にフルトヴェングラーに驚かされた一枚でした。
マーラー交響曲第9番、シューベルト交響曲第7番「未完成」 カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団(1976年, 78年)
シューベルトの作品を頻繁に取り上げたカルロ・マリア・ジュリーニ。交響曲第7番「未完成」についてはシカゴ交響楽団やバイエルン放送交響楽団の録音があります。1978年3月のシカゴ響との演奏は、オーケストラの持つ名技に圧倒される演奏で、第2楽章でのしっかりと構築を持たせた演奏も見事です。
シューベルト交響曲第8番「ザ・グレート」 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2018年)
マリス・ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団を指揮して2018年に2月にシューベルトの交響曲「ザ・グレート」をライヴ録音。ヤンソンスによる円熟の音楽で描く「グレート」は、聴く者に癒やしを与えてくれます。バイエルン放送響の透明感ある響きも秀逸。
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