ショスタコーヴィチ交響曲選集 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団他(1989-97年)
指揮者サー・ゲオルグ・ショルティは晩年になってショスタコーヴィチの作品に取り組みます。交響曲選集の最初を飾ったのが、1989年2月のシカゴ交響楽団との交響曲第8番。ゾクゾクとする雰囲気とパワフルさが感じられる快演です。
アントン・ブルックナーの肖像画
作曲家アントン・ブルックナーの最高傑作と言われる交響曲第8番ハ短調。古今東西の名指揮者とオーケストラがこの曲を録音してきました。ベーム、ジュリーニ、カラヤン、ハイティンクの往年の録音から、ヤンソンス、ネルソンス、ティーレマンなど最新も含めて18個の録音を聴いてきた中で名盤を紹介していきます。
リスト ファウスト交響曲 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1986年)
フランツ・リストの傑作ファウスト交響曲。オーケストラとテノールを合唱による壮大な曲で、ゲーテのファウストの登場人物3人の性格がそれぞれ描かれています。サー・ゲオルグ・ショルティは1986年11月にシカゴ交響楽団と録音し、米国グラミー賞を受賞しました。
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)「展覧会の絵」とストラヴィンスキー「春の祭典」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1980年・1974年)
オーケストラの定番曲であるストラヴィンスキーの『春の祭典』とムソルグスキー(ラヴェル編曲)の『展覧会の絵』。スーパーオーケストラのシカゴ交響楽団を指揮して、サー・ゲオルグ・ショルティはこの2曲をそれぞれ1974年と80年に録音しました。オーケストラを鳴らし切って普遍的な演奏をおこなっています。
ベートーヴェン交響曲全集 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1986-89年)
サー・ゲオルグ・ショルティとシカゴ交響楽団は2回目のベートーヴェンの交響曲全集を1986年から89年にかけてレコーディングしました。マッシブだった旧録音に比べて、滑らかで柔らかみを増した演奏。第九は米グラミー賞を獲得しています。デジタル録音で音質も良いです。
Beethoven_wiki
ベートーヴェンの交響曲第9番、通称「第九」の録音は数多くあり、名曲だけに名演も多いのですが、どれが良いのか迷いますよね。フルトヴェングラー、ショルティ、ハイティンク、シャイーなどなど、私がこれまで聴いてきた録音の中から、オススメしたいと思う名演、名盤を紹介しています。
マーラー交響曲第9番 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1982年)
サー・ゲオルグ・ショルティはマーラーの交響曲第9番を1967年にロンドン交響楽団と録音していますが、1982年に音楽監督を務めるシカゴ交響楽団と再録音しています。テンポは少しゆったりとしバランスの取れた演奏で米国グラミー賞を受賞した名盤です。
ヴァーグナー楽劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1995年)
サー・ゲオルグ・ショルティが晩年1995年9月にシカゴ交響楽団とライヴ録音したヴァーグナーの楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』全曲録音。晩年の穏やかさも併せ持ち、ショルティのエネルギーを感じる演奏。米国グラミー賞と日本のレコード・アカデミー賞をダブル受賞した名盤です。
メンデルスゾーン交響曲第3番「スコットランド」・第4番「イタリア」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1985年)
ゲオルグ・ショルティはメンデルスゾーンの交響曲を1985年4月にシカゴ交響楽団を指揮してオーケストラ・ホールでセッション録音しました。第3番「スコットランド」と第4番「イタリア」とも速めのテンポで押し切り、辛口のキレのある演奏でシンフォニックに描いています。
チャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1976年)
サー・ゲオルグ・ショルティは意外にもチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を1回しか録音しませんでした。唯一の録音が1976年5月のシカゴ交響楽団との演奏。メディナ・テンプルでの凝縮された録音で、引き締まった辛口でシャープな世界観を表しています。
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