ヨハネス・ブラームス

作曲家、ヨハネス・ブラームス

カルロ・マリア・ジュリーニ イン アメリカ ロサンゼルス・フィルハーモニック

丁寧に歌い上げた原点回帰 カルロ・マリア・ジュリーニとロスフィルのブラームス交響曲第1番、第2番(1980-81年)

イタリア出身の指揮者カルロ・マリア・ジュリーニは、1978年から1984までロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督を務めました。録音もいくつかおこないましたが、ブラームスについては交響曲第1番と第2番を録音しています。伝統にとらわれないのびのびとした演奏です。

ブラームス ピアノ協奏曲全集 ヴラディーミル・アシュケナージ/ベルナルト・ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1981, 1982年)

いぶし銀の渋さ ブラームス ピアノ協奏曲全集 アシュケナージ/ハイティンク/RCO, VPO(1981-82年)

ヴラディーミル・アシュケナージは盟友ベルナルト・ハイティンクとともに1981年と1982年にブラームスのピアノ協奏曲を録音しています。オーケストラは第1番がロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でいぶし銀の渋さで魅了し、第2番はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が柔らかい音色で理想的な演奏をおこなっています。

ブラームス ピアノ協奏曲全集 エレーヌ・グリモー/アンドリス・ネルソンス/バイエルン放送交響楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2012年)

グリモー×ネルソンスのカラフルな色彩のブラームス・ピアノ協奏曲全集 バイエルン放送響とウィーンフィル(2012年)

エレーヌ・グリモーはブラームスのピアノ協奏曲を何度も演奏していますが、2012年にアンドリス・ネルソンス指揮のバイエルン放送交響楽団とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団という理想のパートナーを得て2曲を録音しています。グリモーらしいカラフルな色彩の演奏です。

カルロ・マリア・ジュリーニ シカゴ・レコーディングズ

これがジュリーニ!? グイグイと進む推進力 シカゴ響とのブラームス交響曲第4番(1969年)

イタリア出身の名指揮者カルロ・マリア・ジュリーニは首席客演指揮者だったシカゴ交響楽団と名演を数多くおこなってきました。1969年10月に録音されたブラームスの交響曲第4番では、グイグイと進んでいく推進力が魅力。後のウィーンフィルとのジュリーニの再録にはない特徴です。ここでも旋律が引き出されています。

ブラームス交響曲全集 ベルナルト・ハイティンク/ロンドン交響楽団(2003-2004年)

ハイティンク3度目のブラームス交響曲全集 重厚感や情熱とは距離を置く意外な演奏 ロンドン響(2003-04年)

オランダ出身の巨匠指揮者、ベルナルト・ハイティンクは3度目となるブラームスの交響曲全集を2003年から2004年にかけてロンドン交響楽団を指揮して完成させました。ライヴ録音による演奏で、これまでの慣習にとらわれない純器楽的な演奏で、力を抜いてリラックスしている感じの演奏です。

ブラームス交響曲第4番 カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)

カルロス・クライバー渾身の指揮! 雅なウィーンフィルがほとばしる、ブラームス交響曲第4番(1980年)

1980年3月にウィーンで録音された鬼才の指揮者カルロス・クライバーとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のブラームスの交響曲第4番。グイグイと引き込まれる演奏で、雅なはずのウィーンフィルもクライバーに引き込まれて情熱がほとばしっています。この作品の究極の演奏でしょう。

クラウディオ・アバド シンフォニーエディション

クラウディオ・アバドとベルリンフィルの新時代到来!ほとばしる感情と崇高な美しさ ブラームス交響曲全集(1988-91年)

クラウディオ・アバドはベルリンフィルと1988年から1991年にかけてブラームスの交響曲全集を完成させています。帝王ヘルベルト・フォン・カラヤン時代のオーケストラを引き継ぎ、新しい時代へと向かうアバドが、ベルリンフィルと情熱的で感情がほとばしるブラームスを聴かせてくれます。特に交響曲第4番は素晴らしいです。

ブラームス交響曲全集 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1978-1979年)

米グラミー賞で2冠に輝く サー・ゲオルグ・ショルティとシカゴ響の唯一のブラームス交響曲全集(1978-79年)

サー・ゲオルグ・ショルティはブラームスの交響曲全集を1回だけ録音しています。1978年から1979年にかけてシカゴ交響楽団を指揮した演奏で、贅肉の無い引き締まった演奏で劇的な音楽を生み出しています。米国グラミー賞の最優秀クラシカルアルバムとオーケストラ録音の2冠を受賞した名盤です。

ブラームス交響曲全集 カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1975年)

レコードアカデミー賞受賞! 作品に付かず離れず、香るウィーンフィルの響き ブラームス交響曲全集 ベーム(1975年)

20世紀を代表する指揮者の一人、カール・ベームはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して1975年にブラームスの交響曲を全曲録音しました。交響曲第1番は同年の来日公演でも白熱した演奏を披露していましたが、こちらの全集ではどのように演奏されているのでしょうか。