このアルバムの3つのポイント

カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集
カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集
  • カール・ベーム没後40周年アニバーサリーでのリリース
  • デッカとフィリップスの録音がCD 38枚プラスBlu-ray Audio 1枚でBOX化
  • オリジナル・デザインを踏襲したジャケット

20世紀を代表する指揮者の一人、カール・ベーム。1894年8月28日生まれで1981年8月14日に亡くなっていますので、今年2021年が没後40周年のアニバーサリーになります。

2019年の生誕125周年でも国内盤のCDが再発売されていましたが、そこまで大型の企画はありませんでした。

ところが、この没後40周年では、ユニバーサル・ミュージックが大型企画を打ち出しています。

1つ目が「カール・ベーム デッカ・フィリップス録音全集」でデッカ・レーベルからCD 38枚+Blu-ray Audio 1枚のCD BOXが昨日(2021年9月17日)にリリース。

そして2つ目が、ドイツ・グラモフォンから2021年10月中旬にリリースされる予定の「カール・ベーム ドイツ・グラモフォン管弦楽録音全集」。こちらもCD 67枚とBlu-ray Audio 1枚の超大型企画です。

クラシック音楽もNaxosやAmazon Musicなどでストリーミング配信のサービスもありますが、必ずしも市場に流通している音源を全て聴けるわけではありません。一方で廃盤になって購入困難なCDもオンラインだと聴けることもあります。

ただ、CDで聴くと当時のレコーディング時の写真や解説書もありますので、耳で聴く以上の情報を得ることもできます。しかもこういうCD BOXだと一気にまとめ買いできるので非常に重宝しています。

クラシック音楽のCDには「買い時」というものがあって、数年後に気になってたCDを買おうと思っても売り切れや廃盤になっていることもあります。改めて聴き直そうと思ってネットショップのページを開いても、全く流通していないものもあります。

なので、こういうアニバーサリーのときにリリースされる大型企画に載っかってとりあえず購入して、後でじっくりと聴こう、というのが私の考えなのですが、恥ずかしながら1回も聴いていないというCDもボックスの中にはやはり出てきてしまいます。

消化不良にならない程度に購入するのは難しいですね。

さて、そのベーム没後40周年の企画「カール・ベーム デッカ・フィリップス録音全集」が本日届きました。

ずっしりと重たい箱ですが、黒塗りに金色でカール・ベーム(KARL BÖHM)の文字が光っています。ここはコーティングがしてあって、触ると立体感があります。

カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集のCDボックス概要
カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集のCDボックス概要

他の面はこのようになっています。展開図にするとCD BOXの蓋はこのようになっています。

カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集のCDボックス展開図
カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集のCDボックス展開図

1950年から1973年(ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」)までの録音ですので、写真も壮年期のベームといった感じです。

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が当時レコーディングではデッカ専属だったこともあり、このボックスでもウィーンフィルとのものが多いですが、それ以外にもウィーン交響楽団ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のものがあり、さらに1966年と67年のバイロイト音楽祭でのバイロイト祝祭管弦楽団との『ニーベルングの指環』の4楽劇のライヴ録音もあります。

なお、第九などでソリストを務めたテノールのアントン・デルモータやバリトンのパウル・シェフラーの歌曲録音も収録されているのですが、CD17にはベームの指揮とは関係ないピアノ歌曲や、別の人(ルドルト・モラルト)が指揮した演奏も含まれてしまっていて、カール・ベーム・ファンからは不満の声も聞こえます。

このボックスに収録されているのはCD38枚と、さらにヴァーグナーの『ニーベルングの指環』の4楽劇がBlu-ray Audio化したものもあります。4楽劇はCD(27〜38枚目)でも入っているのですが、高音質のBlu-ray Audioでも聴けます。CDで12枚あったものが音質が良くなって、しかもたった1枚で収まるというBlu-ray Audio。楽しみです。

カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集で初Blu-ray Audio化された『ニーベルングの指環』
カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集で初Blu-ray Audio化された『ニーベルングの指環』

そしてベーム・ファンに嬉しいのは、当時のオリジナル・ジャケット写真を踏襲したデザインの紙ジャケット。こちら。

こちらが全てのジャケット写真ですが、懐かしいですね。

カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集のジャケット写真 タイル画像
カール・ベーム デッカ&フィリップス録音全集のジャケット写真 タイル画像

ブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」やヴィルヘルム・バックハウスとのベートーヴェンのピアノ協奏曲のジャケットはよく再リリースされているので見慣れていますが、今や珍しいジャケットもありますね。

こちらのWebサイトでも1973年のウィーンフィルとのブルックナーの交響曲第4番「ロマンティック」は紹介していますし、私もベームのデッカ録音はいくつか聴いていました。ただ、10月中旬にドイツ・グラモフォン管弦楽録音全集という大型のCD BOXが出ますので、それまでのあと1ヶ月でなるべく聴き進められれば、と考えております。

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