AppleはBlu-ray/DVDディスクに積極的ではないが…
普段使っているパソコンがWindowsではなくてMacの方も少なくないですよね。2019年9月の情報だとデスクトップOSのシェアではWindowsが86%に対してmacOSは11.6%とのこと。私も携帯がiPhoneなので自宅PCはiMacを使用していますが、何かと便利で使いやすいです。
ただ、iMacにせよ、MacBook Air、MacBook Proにせよ、AppleはBlu-ray(ブルーレイ)/DVDのサポートをしていません。DVDドライブやブルーレイドライブを販売していませんし、特にブルーレイはプレイヤーソフトウェアも純正のものが無いですね。理由はiTunes StoreやApple TVがあるから映画や音楽の映像もストリーミングで見て欲しいため、とも言われています。ただ、これまでリリースされた映像作品の全部が全部ストリーミングにあるかと言われたら、無いのもありますよね。じゃあ高精細なブルーレイで映像を見るかと思っても、ディスクドライブとプレイヤーをどうすれば良いのってなります。
ドライバーはmacOSに対応しているならいける
私のiMacでは、DVD/ブルーレイドライバーはLogitecのものを使っています。型はLBD-PME6U3LBKで、macOSにも対応しているものにしました。2012年4月から販売されたもので結構古くなっているのですが、現時点での最新のmacOS Catalina(10.15.7)でもまだまだ現役で使えています。
USB3.0に対応していて、iMacにもUSBケーブルで接続します。
※最初、この記事のタイトルは「macOSでブルーレイを無料で再生する方法」としていたのですが、DVD/ブルーレイドライバーは無料では買えないと考え直して、タイトルから外しました。
ブルーレイプレイヤーはMac Blu-ray Player PROを使用
さて肝心なブルーレイのプレイヤーですが、何が良いのか分からなかったので、私も色々とネットで調べて、いくつか試してそして1つのプレイヤーに行き着きました。
名前からするとApple公式っぽいですが、全然違います。サードパーティのMacgoという会社が開発しています。有償版で2020年10月26日時点では定価9,200円ですが半額セールで税込5,060円のようです。無料体験版もあり、私はそれを使っています。
ブルーレイディスクをDVD/ブルーレイドライブに挿れても、私のiMacでは何もソフトウェアが起動しませんので、自分でMac Blu-ray Player PROを起動してから「ファイル」→「開く」でブルーレイディスクの場所を指定して開いています。
開くとこんな感じです。無料体験版なので、画面の中央に「未登録版 表示を消すにはクリックして登録」という文字が記載されてしまいます。最初は根性で無視していたのですが、肝心なところに文字があって映像が見づらいので、正直苦痛です。ちなみに、DVDディスクを開いた場合は画面左上に文字が表示されるので、問題なく見られます。
MakeMKVとの合わせ技で
MakeMKVというツールでブルーレイやDVDのディスクからMKVファイルへと変換することができます。macOSもサポートされていますので、私はブルーレイディスクからMKVファイルに変換してから見るようにしています。MakeMKVもベータ版は無料ですので、使い方はこちらのFC2ブログの記事でご確認いただければと思います。
MakeMKVでMKVファイルに変換するには、大体2時間の映像で30〜40分ぐらい掛かります。MKVファイルになった後、Mac Blu-ray Player PROで開いてみると、未登録版の文字が左上になるので、アプリの画面サイズを引き延ばせば映像の外に追い出すことができます。
これで映像に集中できますね。
ただ、MKVファイルで見る難点はMacが重くなること。ブルーレイからそのままの解像度で変換すると1時間40分ぐらいの映像でMKVファイルは20GBを超えます。Mac Blu-ray Player PROでこの大容量のファイルを開くと、私のiMacもメモリがきつくなるのか、Webブラウザを開くのですらもっさりすることがあります。
以上、macOSでのBlu-rayの再生方法についてまとめました。
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