ベートーヴェン交響曲第5番「運命」・第7番 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1976-77年)
ベートーヴェンの交響曲の中でも人気のある第5番「運命」と第7番。クラシック音楽をこれから聴き始める方にもファーストチョイスとしておすすめしたいのが、ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の1970年代の録音。スッキリとした洗練されたハーモニーが特徴的です。
ムソルグスキー(ラヴェル編曲)「展覧会の絵」とストラヴィンスキー「春の祭典」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1980年・1974年)
オーケストラの定番曲であるストラヴィンスキーの『春の祭典』とムソルグスキー(ラヴェル編曲)の『展覧会の絵』。スーパーオーケストラのシカゴ交響楽団を指揮して、サー・ゲオルグ・ショルティはこの2曲をそれぞれ1974年と80年に録音しました。オーケストラを鳴らし切って普遍的な演奏をおこなっています。
モーツァルト ピアノ協奏曲第6番&20番 ヴラディーミル・アシュケナージ/ハンス・シュミット=イッセルシュテット/ロンドン交響楽団(1968年)
ヴラディーミル・アシュケナージは1968年1月に名指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテットとモーツァルトのピアノ協奏曲第20番と6番を録音しています。イッセルシュテットとロンドン交響楽団の気品あるオーケストラに、ロマン溢れるアシュケナージのピアノが相まみえます。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第3番・5番「皇帝」 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ/カルロ・マリア・ジュリーニ/ウィーン交響楽団(1979年)
孤高のピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが1979年にテレビ放送用にベートーヴェンのピアノ協奏曲を録音しました。同じイタリア出身のカルロ・マリア・ジュリーニ&ウィーン交響楽団をパートナーに、変幻自在のタッチで魅了します。ジュリーニの歌心あるオーケストラにも注目。
ブルックナー交響曲第4番「ロマンティック」 ベルナルト・ハイティンク/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1985年)
オランダ出身の名指揮者ベルナルト・ハイティンクはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とブルックナーの交響曲全集に取り掛かります。結局選集で終わってしまいましたが、第1弾は交響曲第4番「ロマンティック」。ハイティンクらしい自然体の境地で、ウィーンの音色を引き出しています。
エフゲニー・キーシン ピアノ・リサイタル(2006-16年)
現代最高のピアニストの一人、エフゲニー・キーシンは、ドイツ・グラモフォン・レーベルに移籍し、第1弾がベートーヴェンのライヴ録音集。2006年から16年までの世界各地でのリサイタルの音源です。ノイズがひどいですがキーシンの深化を感じる貴重なアルバム。
ドビュッシー前奏曲集第1巻、映像 アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ(1971, 78年)
完璧主義のピアニスト、アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリ。録音嫌いで遺された録音は数少ないですがその中で最高の演奏と言われるものがドビュッシーの前奏曲集第1巻と映像第1集・第2集のアルバム。1971年と78年の録音で、タッチにこだわったミケランジェリが、ドビュッシーの世界観を余すことなく伝えてくれます。
ショスタコーヴィチ交響曲選集 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
晩年に誤解を解いてショスタコーヴィチの作品に精力的に取り組んだサー・ゲオルグ・ショルティは、交響曲全集のレコーディングも進めていました。ショルティ逝去に伴い全集にはなりませんでしたが、1993年2月にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して録音した第5番は、立ち込める緊張感の中、シリアスな演奏をおこなっています。
ベートーヴェン後期ピアノ・ソナタ集 マウリツィオ・ポリーニ(1975-77年)
1975年から2014年まで39年間を掛けて完成させたマウリツィオ・ポリーニのベートーヴェンのピアノソナタ全集。その中でも最初の1975年から77年に録音された後期ピアノソナタは、圧倒的なテンポとピアニズムで演奏史に残る金字塔を成し遂げたとも言える名演。英国グラモフォン賞の他ドイツとフランスでも受賞した名盤です。
ストラヴィンスキー三大バレエ組曲 サー・サイモン・ラトル/ロンドン交響楽団(2017年)
2017年9月から祖国イギリス、ロンドン交響楽団の音楽監督に就任したサー・サイモン・ラトル。「This is Rattle」と銘打たれた就任記念コンサートではストラヴィンスキーの三大バレエ組曲が演奏。そのライヴ録音が4年7ヶ月後にようやくリリースされました。ラトルらしいアドリブを効かせた斬新な演奏です。
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