クラシック音楽のレーベル、ワーナー・クラシックス。以前のEMIクラシックスレーベルを吸収したこともあり、往年のレコーディングの数が多いレーベルの一つですが、特徴は何と言ってもその値段。メジャーな演奏者による録音でも、CD BOXで5枚組で2,000円ぐらいで販売されることもあり、ボリュームの割には廉価ということで色々な演奏を聴きたい方にはありがたいレーベルです。

最近ではオーケストラの自主レーベルが増えてきているので、ライヴ録音を契約関係のあるレーベルと関係なく聴けるようになってきましたが、過去の演奏を聴こうとすると、例えば指揮者のカルロ・マリア・ジュリーニはドイツ・グラモフォンに移る以前の1960年代後半から1970年代までEMIレーベルでレコーディングしていましたし、サー・サイモン・ラトルも最近こそロンドン交響楽団やベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団の自主レーベルがメインですが、2010年代初めまではEMIレーベルでした。

そして、4月2日からタワーレコードでワーナー・クラシックスの輸入盤CD BOXのセールが始まり、これまでの半額くらいの値段で往年の録音が買えるようになっています。例えば、大巨匠指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーが1948年から1954年に録音したベートーヴェンの交響曲全集がCD5枚組で990円です。これまでの販売価格の1,990円も十分安かったのですが、バナナの叩き売り状態です。しかも交響曲第9番「合唱付き」はバイロイト祝祭管弦楽団の1951年の演奏でいわゆる「バイロイトの第九」。さらに、交響曲第1番から第7番はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮した録音です。第8番だけはストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団。これで990円は安い、ということで購入することにしました。

他にも、フルトヴェングラーのウィーンフィルとベルリンフィルを振って録音したブラームスの交響曲全集も990円、ベルリンフィル初のベートーヴェン交響曲全集録音となったアンドレ・クリュイタンスのCD BOXは1,033円。オイゲン・ヨッフム指揮のシュターツカペレ・ドレスデンによるブルックナー交響曲全集は1,624円。サー・サイモン・ラトルとウィーンフィルによるベートーヴェン交響曲全集も1,390円、ヘルベルト・フォン・カラヤン初のベートーヴェン交響曲全集(フィルハーモニア管弦楽団)は2,362円。オットー・クレンペラー指揮フィルハーモニア管のブラームスの交響曲全集も1,090円などなど。まぁ、とにかく安いです。

私も往年の指揮者の演奏は音質が悪いのを覚悟でいつかは聴こうと思っていたので、今回のセールでちょうど良いきっかけになりました。手元に届いて聴き込んだらこのサイトでも紹介していければと思います。

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