ブルックナー テ・デウム オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1965年)
ドイツ出身のいぶし銀の指揮者オイゲン・ヨッフムは、ブルックナーの大家。1950年代から60年代にかけてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とバイエルン放送交響楽団を振り分けて交響曲全集を完成させ、宗教音楽にも力を入れました。1965年6月&7月のベルリンフィルとの「テ・デウム」は大地の底からこだまするような力強さです。
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー コンプリート・レコーディングズ
今聴いてもすごい指揮者、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー。1951年にベルリンフィルを指揮して録音したシューベルトの交響曲「ザ・グレート」では、大胆なテンポの変化やメリハリのついた静から動への表現が見事です。古い録音なので音質は少し良くないですが、それ以上にフルトヴェングラーに驚かされた一枚でした。
ヴァーグナー楽劇『ヴァルキューレ』 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1966年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンは1966年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してヴァーグナーの楽劇『ヴァルキューレ』をセッション録音しています。ショルティ/ウィーンフィル盤とは異なるアプローチで荒々しくすさまじい演奏ですが、意外にも透明感もあるヴァルキューレです。
チャイコフスキー交響曲全集 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1975-1979年)
チャイコフスキーを得意とした指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンは、1975年から79年にかけて交響曲全集をベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と完成させました。70年代は、贅肉のない引き締まったギリシャ彫刻のような演奏をしていたカラヤンとベルリンフィル。チャイコフスキーの旋律をキリッと引き立てています。
ブルックナー交響曲全集 オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団&バイエルン放送交響楽団(1958-1966年)
ブルックナーの大家として知られる指揮者、オイゲン・ヨッフムは2回交響曲全集を完成させています。1回目は1958年から1967年にかけてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とバイエルン放送交響楽団を振り分けて完成させました。重厚感があり、ドイツならではの厳しくも武骨な演奏をおこなっています。
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」 カール・ベーム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1961年)
20世紀を代表する指揮者の一人、カール・ベーム。ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」を1961年に録音しており、重厚な響きが残るベルリンフィルと足しも引きもしない質実剛健な「英雄」を演奏しています。ウィーンフィルとの全集とは一味違うベーム&ベルリンフィルの貴重な録音です。
マーラー交響曲第10番(クック補筆版) リッカルド・シャイー/ベルリン・ドイツ交響楽団(1986年)
リッカルド・シャイーはマーラーの交響曲全集をデッカ・レーベルで録音。その最初となった第10番は1986年にベルリン放送交響楽団を指揮したもので、他の9曲はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と演奏でした。クック補筆版を使った全楽章の交響曲第10番で、シャイーとベルリン放送響はどのような演奏をおこなったのでしょうか。
シューマン交響曲全集 ラファエル・クーベリック/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1963-1964年)
シューマンを得意とした指揮者ラファエル・クーベリックは、1963年から1964年にかけて、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してシューマンの交響曲全集を録音しました。後に1979年にバイエルン放送交響楽団を指揮した全集も評価が高いですが、ベルリンフィルの高い機動力を活かした演奏は生き生きとして実に素晴らしいです。
ショスタコーヴィチ交響曲第10番 カラヤン/ベルリンフィル(1966年)
指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンは、同年代の作曲家ドミトリ・ショスタコーヴィチの交響曲を第10番だけ演奏、録音しました。ここで紹介する1966年の演奏では、カラヤンの完璧な音楽作りと壮年期の切れ味鋭いシャープな指揮、そしてベルリンフィルの名技が合わさった圧巻の演奏に仕上がっています。
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