モーツァルトの歌劇を多くスタジオ録音してきたサー・ゲオルグ・ショルティが、『フィガロの結婚』をレコーディングしたのは1981年の5・6月。首席指揮者を務めていたロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したキングズウェイ・ホールでのセッション録音。引き締まってキビキビとした躍動感ある演奏で米国グラミー賞を受賞。
レナード・バーンスタインは1978年3月にオランダのアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団(現ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団)を指揮して、ベートーヴェンの『ミサ・ソレムニス』をライヴ録音しました。ほとばしる情熱とヒューマニティ溢れる演奏でレコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。
オランダ出身の指揮者、ベルナルト・ハイティンクは1989年11月にシュターツカペレ・ドレスデンを指揮してベートーヴェンの唯一の歌劇『フィデリオ』を録音しています。ハイティンクらしいバランス感覚の長けたオーケストラの演奏に、レオノーレ役のジェシー・ノイマンが魅力たっぷりに歌声を披露します。
レナード・バーンスタインとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団は1979年9月にウィーン国立歌劇場でベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」をライヴ録音しています。濃厚なテイストと荒れ狂うような世界が繰り広げられています。
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