ゲオルグ・ショルティは1958年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とヴァーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』の全曲スタジオ録音を実施しました。その大トリを飾ったのが、第二夜『ヴァルキューレ』。ジェームス・キング、レジーヌ・クレスパン、ビルギット・ニルソン、ハンス・ホッターと豪華な歌手陣が見事な存在感を示しています。
ヘルベルト・フォン・カラヤンは1966年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮してヴァーグナーの楽劇『ヴァルキューレ』をセッション録音しています。ショルティ/ウィーンフィル盤とは異なるアプローチで荒々しくすさまじい演奏ですが、意外にも透明感もあるヴァルキューレです。
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