約2ヶ月ぶりの投稿で、クラシック音楽からしばらく離れていたことを振り返りつつ、オトマール・スウィトナーによるブルックナーの交響曲第1番を紹介します。スウィトナーは東ドイツを代表する指揮者で、彼の録音はリンツ稿を使用し、特徴的な素朴さが表れています。彼の指揮のもと、演奏は透明感あり、ブルックナーの魅力を引き出しています。
ボストン交響楽団が1月に開催したベートーヴェン・チクルスに参加し、アンドリス・ネルソンス指揮による交響曲第6番「田園」と第7番を聴きました。寒い気候の中で行われたコンサートは、オーケストラの見事な演奏が聴衆を魅了し、両曲ともにスタンディングオベーションを受ける盛況でした。ネルソンスの解釈はオーソドックスで、音楽の力強さを再確認した午後でした。
指揮者セルジュ・チェリビダッケはベートーヴェンの第九をほとんど指揮しない。書籍によると、第4楽章を「サラダ」とし、無秩序を嫌ったと言う。また、ヴィルヘルム・フルトヴェングラーの影響も指揮回避の理由とされる。彼の第九は1989年の記録が唯一で、評価は分かれる。
Apple Musicのリプレイ機能が1年間の聴取統計を提供することが楽しみです。今年最も聴いたアルバムはアンドリス・ネルソンス指揮のブルックナー交響曲全集で、約43.6時間聴いていました。また、著者はネルソンスを最も多く聴いたアーティストに選ばれたことを嬉しく思っています。
97歳の指揮者ヘルベルト・ブロムシュテットは、今年も活発に活動しています。7月にはバンベルク交響楽団とブルックナーの交響曲第9番を演奏し、10月にはNHK交響楽団で指揮。また、11月21日にはフィルハーモニア管弦楽団でマーラーの交響曲第9番を指揮しました。彼の独自スタイルは、手だけで音楽を魔法のように紡ぎ出しています。
マリス・ヤンソンスは1979年から2002年までオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者として活躍し、世界的なオーケストラに育て上げた。1992年に録音されたドヴォルザークの交響曲第7番と第8番は、彼の卓越した演奏技術を示しており、特に第7番は感動を呼ぶ名演となっている。
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