ブルックナー交響曲選集 ジュゼッペ・シノーポリ/シュターツカペレ・ドレスデン(1987-99年) アイキャッチ画像
イタリア出身の名指揮者ジュゼッペ・シノーポリは、シュターツカペレ・ドレスデンとブルックナーの交響曲に取り組みました。残念ながらシノーポリの急死によって全集にはならず6つの交響曲の選集となってしまいましたが、シノーポリならではの深い解釈とドレスデンの古豪の響きがする名演に仕上がっています。
ブルックナー交響曲全集 リッカルド・シャイー/ベルリン放送交響楽団&ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1984-1999年)
リッカルド・シャイーはベルリン放送交響楽団(現ベルリン・ドイツ交響楽団)とロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を振り分けてブルックナーの交響曲全集を完成させています。15年間に及び長期の企画でじっくりとブルックナーに向き合ったシャイーが美しさとまろやかさで新たな魅力を引き出しています。
マーラー交響曲第9番 クラウディオ・アバド/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1999年)
クラウディオ・アバドとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は、1999年9月のベルリン芸術週間の公演で、マーラーの交響曲第9番を演奏。話題になったこのライヴ録音は、アバドならではの情熱と、ベルリンフィルの個々の演奏が際立ち、温かみが感じられる演奏になっています。
マーラー交響曲第10番(クック補筆版) サー・サイモン・ラトル/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1999年)
グスタフ・マーラーの最後の交響曲で未完成に終わった第10番ですが、デリック・クックなどの研究により5楽章の演奏版が出版されています。サイモン・ラトルは補筆版を数多く演奏してきましたが、1999年9月ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのライヴ録音しは、グラモフォン賞、グラミー賞、エジソン賞を受賞した名盤です。
マーラー交響曲第4番 リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1999年)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者だったリッカルド・シャイーは、マーラーの交響曲第4番を1999年に録音。吉田秀和氏の批評文でも絶賛された演奏です。楽譜の指示記号を正確精密に弾き分けた演奏と、それを忠実に耳に届ける録音技術の高さが素晴らしい名盤です。
ショパン バラード全集 マウリツィオ・ポリーニ(1999年)
現代最高のピアニストの一人、マウリツィオ・ポリーニは1999年のショパンの没後150周年のアニバーサリーで、バラード全集を録音しています。これまでのショパン像を劇的に変えてしまう、雄大でオペラのようなドラマティックな演奏です。日本のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。
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