好調な指揮者ヤニック・ネゼ=セガンとヨーロッパ室内管弦楽団によるシューマン、メンデルスゾーン、ベートーヴェンに続く交響曲全集はブラームス。室内管らしい密度の高いアンサンブルでブラームス演奏に新たな風を起こしています。2022年5月と23年5月のライヴ録音。
カナダ出身の指揮者ヤニック・ネゼ=セガンは、名誉団員であるヨーロッパ室内管弦楽団を指揮して、2021年7月にベートーヴェンの交響曲全集をライヴ録音で完成させました。室内管ならではのアンサンブルを活かしてベートーヴェンの傑作をまるで初めて聴くかのように感じさせてくれます。
モーツァルトのオペラを多く演奏、録音してきたサー・ゲオルグ・ショルティですが、意外にも交響曲は録音がわずかです。後期交響曲の第40番と41番は初録音となったヨーロッパ室内管と1984年6月におこなわれました。楽譜に忠実ながらも引き締まった表情を見せるショルティのモーツァルトです。
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