ピアニスト福間洸太朗さんの新アルバムはスクリャービンとラフマニノフの作品にフォーカスした「幻想を求めて」。リサイタルでも勢力的に取り上げた飛翔するようなスクリャービンと沈むようなラフマニノフの対比がされています。相模湖交流センター、ラックスマン・ホールでの録音。
東京オペラシティ・コンサートホールで、2023年3月4日(土)に福間洸太朗さんのピアノ・リサイタルがおこなわれました。13時半開演のアフタヌーン・コンサートですが、フランスのラ・フォル・ジュルネで演奏したプログラムを日本の皆様にも聴いてもらいたいということで夜にちなんだ曲ばかり。素敵なリサイタルでした。
2021年のクラシック音楽は、コロナ下ではありましたが演奏会や音楽祭が戻ってきた1年。YouTubeでのライヴ配信でリアルタイムで視聴できたショパン国際コンクールでの日本人の快挙や、ベルナルト・ハイティンク逝去、クリスチャン・ツィメルマン来日リサイタルなど、今年の出来事を振り返ります。
日本が誇る世界的ピアニスト、福間洸太朗による初のベートーヴェン・アルバムは、ピアノ・ソナタ第17番「テンペスト」、第24番「テレーゼ」、そして最後の第32番。間合いをたっぷりと取った深い解釈で、ベートーヴェンの極上の音楽を聴かせてくれます。
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