すぎやまこういちさんが作曲したドラゴンクエストの音楽にはクラシック音楽からインスパイアされたものが多くあります。ヴァーグナーのような壮大さ、ライトモチーフの技法、そしてバロック音楽のようなものも。さらにトランペットやホルン、コントラバスなどの楽器の魅力がたくさん。
モーツァルトの歌劇を多くスタジオ録音してきたサー・ゲオルグ・ショルティが、『フィガロの結婚』をレコーディングしたのは1981年の5・6月。首席指揮者を務めていたロンドン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮したキングズウェイ・ホールでのセッション録音。引き締まってキビキビとした躍動感ある演奏で米国グラミー賞を受賞。
サー・ゲオルグ・ショルティはロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と度々共演し、録音も数多くおこなっています。エルガーの交響曲第1番は1972年、ショルティが「サー」の称号を得た年の録音。首席指揮者に就任した年の1979年の序曲「南国にて」での滑らかで完成された演奏も白眉です。
ヴラディーミル・アシュケナージはピアニストとして3回、映像作品も1回、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音しています。そのいずれもがそれぞれの個性を放つ演奏ですが、比較するとどのような違いがあるのでしょうか。オススメの録音も紹介していきます。
20世紀後半を代表する指揮者の一人、サー・ゲオルグ・ショルティ。幅広いレパートリーを持っていましたが、ベートーヴェンも重要な作曲家でした。ウィーンフィルやシカゴ響、ベルリンフィルを指揮したショルティのベートーヴェン録音についてまとめています。
アルフレート・ブレンデルはベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を3回録音していますが、1975年〜1977年に掛けてベルナルト・ハイティンク指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と行ったのが1回目。ブレンデルもハイティンクもどちらもオーソドックスなアプローチで安心して聴ける全集でしょう。レコードアカデミー賞受賞盤。
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