ブルックナー交響曲第7番 カラヤン/ウィーンフィル(1989年)
このページでは名指揮者のラスト・レコーディングを紹介していきます。ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、ベルナルト・ハイティンク、マリス・ヤンソンス…。往年の名指揮者が、最後にどのようなレコーディングを遺したのか、紹介していきます。
ヴァイオリンのイメージ図
これからクラシック音楽を聴いてみようと思っても、クラシック音楽の録音はあまりにも膨大にあります。同じ曲でも色んな演奏家が録音していますし、中には何回も録音している演奏家もいるので、どれから聴けば良いのか迷われる方は多いと思います。ここでは名指揮者とオススメの録音をまとめます。
ブラームスの交響曲第1番を演奏するサー・サイモン・ラトル/ベルリンフィル(2008年11月)
マリス・ヤンソンス逝去に伴い、首席指揮者不在の状態が続いていたバイエルン放送交響楽団。2021年1月3日に次期首席指揮者がサー・サイモン・ラトルになることが決まりました。2023年から5年間の契約で、ラトルとの新時代に注目です。
マーラー交響曲第9番 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2016年)
マリス・ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団を指揮して、2016年10月にマーラーの交響曲第9番をライヴ録音。ヤンソンスらしくまろやかでじっくり考えられた音楽で、マーラーの傑作を最高の形で表現しています。
ショスタコーヴィチ交響曲第7番「レニングラード」 マリス・ヤンソンス/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(2006年)
ショスタコーヴィチを得意としていたマリス・ヤンソンスは交響曲第7番「レニングラード」は何回も演奏、録音しました。2006年1月にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した「レニングラード」のライヴ録音は、コンセルトヘボウ管を鳴らし切り、美しさと弩級の迫力で聴くものを感動させます。
シューベルト交響曲第8番「ザ・グレート」 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2018年)
マリス・ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団を指揮して2018年に2月にシューベルトの交響曲「ザ・グレート」をライヴ録音。ヤンソンスによる円熟の音楽で描く「グレート」は、聴く者に癒やしを与えてくれます。バイエルン放送響の透明感ある響きも秀逸。
音楽の羅針盤ロゴ512x512
コロナ禍で激動の1年となった2020年。クラシック音楽界でも演奏会や音楽祭の中止や延期が相次ぎ、来日公演も激減しました。どのような1年だったか、振り返ります。
マリス・ヤンソンス ラジオ・レコーディングズ
マリス・ヤンソンスが2010年1月にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したラフマニノフの交響曲第2番のライヴ録音。ヤンソンス3回目のこの曲の録音となりましたが、ラフマニノフを得意とするコンセルトヘボウ・サウンドで、まろやかで極上のラフマニノフを聴かせてくれます。
マリス・ヤンソンス ラジオ・レコーディングズ
2008年5月29日、マリス・ヤンソンスは当時首席指揮者を務めていたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮してベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を録音しています。爆発するような力強さ、ほとばしる情熱を感じる演奏です。コンセルトヘボウ管によるベートーヴェン交響曲全集にも収録。
ブルックナー交響曲第9番 ヤンソンス/コンセルトヘボウ管(2014年)
マリス・ヤンソンスは2014年3月にブルックナーの交響曲第9番をロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とライヴ録音しています。コンセルトヘボウ管の豪華なサウンドを存分に鳴らしつつ、意外に厳しい表情を見せる厳かな音楽です。
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