夏こそ読書とクラシック音楽
連日暑い日が続きますね。今日も東京都内は最高気温38℃の猛暑日です。
そんな暑い夏向けの企画として、本に合うクラシック音楽を紹介したいと思います。題して、「本とクラシック音楽」。
第1弾は井上 靖の『氷壁』とR.シュトラウスの『アルプス交響曲』
第1弾は井上 靖の小説『氷壁』と、リヒャルト・シュトラウスが作曲した音楽『アルプス交響曲』の組み合わせです。
2つの作品に共通するのは山。氷壁では、登山家が主人公で穂高岳が主な舞台。一方でアルプス交響曲はR.シュトラウスが登山体験をもとに、アルプスの夜明けから登山、頂上到達、嵐、そして日没までの情景を描いた音楽です。

山を舞台にした作品
井上 靖と言えば、自伝的な小説『しろばんば』の名前が有名で、他には歴史小説をたくさん書いている印象ですが、私は『あすなろ物語』を読んでファンになった一人。こちらも自伝的な作品ですが、主人公の成長とともに舞台、関わる人が変わっていくのですが、明日はヒノキになろうと思っても結局はなれない悲壮感があって、印象深いです。
井上 靖と言えば、自伝的な小説『しろばんば』の名前が有名で、他には歴史小説をたくさん書いている印象ですが、私は『あすなろ物語』を読んでファンになった一人。こちらも自伝的な作品ですが、主人公の成長とともに舞台、関わる人が変わっていくのですが、明日はヒノキになろうと思っても結局はなれない悲壮感があって、印象深いです。
そんな井上 靖の長編小説の一つに『氷壁』があります。仕事の傍ら登山家としての顔を持つ魚津 恭太。穂高岳で親友の小坂 乙彦がザイルが切れて亡くなったことを疑問に思い、単独で穂高に挑みます。
一方で、R.シュトラウスのアルプス交響曲では、夜から日の出、そして山を登り、下りてくるまでの情景や、人の感情を22の音楽にしました。この作曲家らしい豪華なオーケストレーションで聴き応えもたっぷりです。
マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送響で聴くアルプス交響曲
アルプス交響曲の名盤は多くありますが、ここではマリス・ヤンソンス指揮、バイエルン放送交響楽団の2016年のライヴ録音を紹介します。
「音の魔術師」とも評されるヤンソンスが、R.シュトラウスの細部に宿る音楽と官能的な美しさを引き出しています。ヤンソンスには、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とのライヴ録音もありますが、まろやかなコンセルトヘボウのサウンドと迫力を活かしたこれも名盤。一方でバイエルン放送響盤では、楽器のソロが際立って、弦の美しさが比類ないです。
演奏の紹介は以前の記事「R.シュトラウス “アルプス交響曲”他 ヤンソンス/バイエルン放送響(2016年)」をご覧ください。
以上、本に合うクラシック音楽を紹介しました。





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