レビューが滞る言い訳を
最近はクラシック音楽のCDのレビューが滞りがち。
CDをパソコンやWalkmanに取り込んだ音源や、Apple Musicの配信も契約して毎日浴びるようにクラシック音楽を聴いているのですが、書くほうがなかなか追いつかないです。
最近の滞りがちの理由の一つがギュンター・ヴァント。
名指揮者一人ひとりをじっくり聴くのは非常に時間の掛かることで、50枚入りだの70枚入りだのCDボックスがリリースされたら買ってしまうのですが、聴かずにしまったままになっているCDもまだまだあります。
ヴァントのブルックナー
アントン・ブルックナーについては色々な解釈があって、楽譜の版や校訂者が誰のを使っているかとか、演奏以外でも個々の演奏家の解釈になるほどと思っているのですが、ようやくヴァントを聴くようになってきまして、そして一気にハマっているというわけです。
Twitter でもツイートしましたが、ヴァントのブルックナーは身体にすっと入ってくる感じがします。
ギュンター・ヴァントのWikipedia には「ヴァントのブルックナー演奏」という項目があるほど、ヴァントのブルックナーには定評がありますが、録音も非常に多いです。交響曲全集はケルン放送交響楽団との一度きりですが、第3番から第9番は晩年のライヴ録音を含めてめちゃめちゃ数があります。
こちらがヴァントのブルックナーの録音の一例。第8番が入っているアルバムだけでも、ケルン放送交響楽団、北ドイツ放送交響楽団(NDR)の複数のライヴ録音、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団。これ以外に廃盤になっているものもあります。
ようやくこちらの記事にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団との2001年1月の交響曲第8番のライヴ録音を紹介したのですが、まだまだ多いヴァントのブルックナーを書ききる時間もなく、ひたすら聴くばかりになってしまっているのです。
地道にコツコツと
来年2024年はブルックナーの生誕200年で、現代の指揮者による演奏チクルスやレコーディングも増えてくるでしょう。その中でヴァントの演奏も良いんだよ、ヴァントのブルックナーはどれも良いと言い切ってしまいたいぐらいだよ、とコツコツと紹介していければと思います。
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