ロンドン交響楽団の次期首席指揮者はアントニオ・パッパーノ

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以前の記事「バイエルン放送響の次期首席指揮者はサイモン・ラトル!」でお伝えしたとおり、2017年9月からロンドン交響楽団の音楽監督を務めているサー・サイモン・ラトルが2023年で契約を終了し、その後はバイエルン放送交響楽団の首席指揮者に就任する予定です。ロンドンでの多忙な生活よりも、家族の住むベルリンに近くワークライフバランスが取りやすいミュンヘンでのポジションを選んだわけですが、ラトルの後のロンドン響に誰が就くか、気になっていました。

そして、本日(3月30日)に発表があり、ラトルの後の首席指揮者に、イギリス出身で両親がイタリア人のアントニオ・パッパーノに決まりました。2024年9月に就任予定です。パッパーノは2002年からイギリス・ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウス(コヴェント・ガーデン王立歌劇場)の音楽監督を務めていますが、そのポジションを2024年7月に降りてロンドン響に専念する見込みです。

【ロンドン交響楽団公式HP】London Symphony Orchestra appoints Sir Antonio Pappano as Chief Conductor
【グラモフォン誌】Pappano to succeed Rattle at the LSO

アントニオ・パッパーノは2012年にナイトの称号を受けているのでこの記事でも「サー」を付けています。

ただ、パッパーノはロンドン響の次期首席指揮者 (Chief Conductor)であって、音楽監督 (Music Director)ではありません。ロンドン響の音楽監督は1983年から1988年まで務めた初代音楽監督のクラウディオ・アバドと、29年ぶりにこのポジションに就任した2017年から2023年まで務めるサー・サイモン・ラトルの2人だけです。アバドは音楽監督に就く前の1979年から1983年までは首席指揮者を務めていましたが、音楽監督ということでさらにロンドン響が期待を込めていたのですが、アバドは1988年にこの契約を終了することにしてロンドン響の楽団員がショックを受けたとのことです(Wiki情報ですが…)。ラトルのときも29年ぶりの音楽監督の復活ということでもっと長期に渡ってロンドン響をリードしていくと思ったのですが、6年間で終了する見込みで、これまたロンドン響にとってはショックだったでしょう。音楽監督のポジションは当分無さそうですね。

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