ベートーヴェン交響曲第6番「田園」 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1976年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は2度目となるベートーヴェンの交響曲全集を1970年代に録音しています。1976年の「田園」の録音では、 カラヤン の研ぎ澄まされた響きが細部までこだわっています。
シェーンベルク「浄夜」 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1973年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンが1973年から1974年にかけて録音した、新ヴィーン楽派の作品。その中でもシェーンベルクの「浄夜」はカラヤン美学の究極とも言うべき演奏で、非常に評価が高い演奏。ベルリンフィルの機能を活かして、近代曲でもこんなにすごい演奏ができるんだぞと示しているような気がします。
ブルックナー交響曲第7番 カラヤン/ウィーンフィル(1989年)
このページでは名指揮者のラスト・レコーディングを紹介していきます。ヘルベルト・フォン・カラヤン、クラウディオ・アバド、ベルナルト・ハイティンク、マリス・ヤンソンス…。往年の名指揮者が、最後にどのようなレコーディングを遺したのか、紹介していきます。
チャイコフスキー交響曲第4番 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1984年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンはチャイコフスキーの交響曲を何度も録音していますが、今回紹介する1984年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して録音した交響曲第4番は6度目の録音。ウィーンフィルの美音をとことん追求した演奏です。
ヴァイオリンのイメージ図
これからクラシック音楽を聴いてみようと思っても、クラシック音楽の録音はあまりにも膨大にあります。同じ曲でも色んな演奏家が録音していますし、中には何回も録音している演奏家もいるので、どれから聴けば良いのか迷われる方は多いと思います。ここでは名指揮者とオススメの録音をまとめます。
ドヴォルザーク交響曲第8番&第9番 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1985年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンは晩年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との演奏、録音を増やしています。1985年に録音されたドヴォルザークの交響曲第8番と第9番「新世界より」は、ウィーンフィルの美音を引き出した名演です。速弾きの第8番とゆったりとした第9番の対比が面白いです。
ヘルベルト・フォン・カラヤン シンフォニーエディション
ヘルベルト・フォン・カラヤンはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と2回目のベートーヴェン交響曲全集録音を1975年から1977年に実施し、米国グラミー賞を受賞しています。そこに含まれている第九は計4ヶ月も掛けてセッション録音しています。カラヤンとベルリンフィル全盛期の美しくて厚みのある聴きやすい第九です。
ショスタコーヴィチ交響曲第10番 カラヤン/ベルリンフィル(1966年)
指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤンは、同年代の作曲家ドミトリ・ショスタコーヴィチの交響曲を第10番だけ演奏、録音しました。ここで紹介する1966年の演奏では、カラヤンの完璧な音楽作りと壮年期の切れ味鋭いシャープな指揮、そしてベルリンフィルの名技が合わさった圧巻の演奏に仕上がっています。
ブルックナー交響曲第7番 カラヤン/ウィーンフィル(1989年)
20世紀を代表する指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤン。彼の最後の演奏会&録音は、1989年4月のウィーンフィルとのブルックナーの交響曲第7番。第2楽章はヴァーグナーの死を予感して書いたと言われている作品。最晩年のカラヤンの新たな決意と美学の境地が感じられます。
マーラー交響曲第5番 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1973年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンはマーラーの作品をあまり演奏しませんでしたが、2年掛けて準備してようやく1973年に交響曲第5番を録音しました。カラヤンの解釈もベルリンフィルの演奏にも違和感のあるマーラーで、日本でも評論家から冷遇されたそうですが、やはりカラヤン、第4楽章のアダージェットは奇跡の美しさです。
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