マーラー交響曲第9番、シューベルト交響曲第7番「未完成」 カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団(1976年, 78年)
カルロ・マリア・ジュリーニは1976年に首席客演指揮者を務めていたシカゴ交響楽団を指揮して、マーラーの交響曲第9番を録音しました。マーラーの毒々しさから解放し、天国的な美しさで魅了した演奏です。各国の音楽賞を受賞した名盤中の名盤です。
マーラー交響曲第5番 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1990年)
ゲオルグ・ショルティがシカゴ交響楽団の音楽監督に就任して最初に録音したのがマーラーの交響曲第5番。それから20年後、ショルティ/シカゴ響はウィーンで同曲をライヴ録音します。旧録音よりもまろやかさが増した再録音では、ショルティの演奏スタイルの変化も感じられます。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 ヴラディーミル・アシュケナージ/サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1972年)
ヴラディーミル・アシュケナージは3回のベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をレコーディングしていますが、1回目は1972年にゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団とのもの。ショルティ/シカゴのマッシブな演奏に、堂々と対峙しているアシュケナージのピアノが見事です。
マーラー交響曲第6番「悲劇的」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1970年)
シカゴ交響楽団の音楽監督に就任し、この名門オーケストラの第二の黄金期を到来させたゲオルグ・ショルティ。コンビ最初の録音はマーラーの交響曲第5番でしたが、その翌週に第6番「悲劇的」を録音しています。速めのテンポで押し切った容赦なく突き進む悲劇、そしてアンダンテで魅せる官能美には、シカゴ響の魅力が溢れています。
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