チェリビダッケ&ミュンヘンフィル 「エロイカ」アイキャッチ画像
個性的な指揮者セルジュ・チェリビダッケは録音嫌いでしたが、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者時代の音源が遺っており、没後リリース。ベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」は伸びやかな旋律とかなりスローな葬送行進曲の第2楽章の個性的な演奏です。
ベートーヴェン ピアノソナタ全集 ヴィルヘルム・ケンプ(1964ー65年)
ドイツの名ピアニスト、ヴィルヘルム・ケンプはベートーヴェンのピアノ・ソナタ全集を3回完成させています。3回目が1964年から65年にかけてハノーファーのベートーヴェン・ザールでセッション録音されたもので、心に染みる旋律が晩年のケンプの特徴を表しています。タワーレコード限定で2015年にリリースされたCDを紹介。
マーラー交響曲第1番「巨人」 クラウス・テンシュテット/シカゴ交響楽団(1990年)
マーラーを得意とした指揮者クラウス・テンシュテットは交響曲全集の他にライヴ録音でもいくつか録音しています。シカゴ交響楽団への唯一の客演となった1990年4月〜5月の演奏会では交響曲第1番「巨人」を演奏。陽の光が差し込むような第1楽章や踊るような躍動感のある第2楽章など聴きどころが満載です。
シューマン 交響的練習曲集他 ヴラディーミル・アシュケナージ(1984年)
1980年代からシューマンのピアノ作品に積極的に取り組んだヴラディーミル・アシュケナージ。1984年に録音したアラベスク、蝶々、交響的練習曲のアルバムは日本のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤。アシュケナージの2回目となる交響的練習曲の録音はよりバランスが磨かれています。
ブルックナー交響曲第8番 ギュンター・ヴァント/北ドイツ放送交響楽団(1990年11月3日@サントリーホール)
ギュンター・ヴァントと北ドイツ放送交響楽団は1990年11月3日にサントリーホールでブルックナーの交響曲第8番を演奏します。NHKが放送用に撮影した音源からAltusレーベルがCDをリリース。悠々としたブルックナーのこの作品の本質に迫っています。
ブルックナー交響曲第8番 ギュンター・ヴァント/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2001年)
ドイツを代表する指揮者ギュンター・ヴァントは、ブルックナーを得意としていました。晩年に名声を得たヴァントはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とも客演し、2001年1月の演奏会ではブルックナーの交響曲第8番を演奏。慈愛があって壮大なブルックナーの世界観です。
ブラームス交響曲第1番 カール・ベーム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1959年)
カール・ベームと言えば、ゆったりしたテンポで素朴な音楽が得意だと思っていませんか。今回紹介する1959年10月のベルリンフィルとのブラームスの交響曲第1番は、そんなベームのイメージを覆すような、引き締まった重厚感ある演奏を聴かせてくれます。ステレオ初期の録音で、音質も良好です。
ブルックナー交響曲第2番&第8番 クリスティアン・ティーレマン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(2019年)
ブルックナーの200周年のアニバーサリーに向けてウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と交響曲全集を取り組んでいるクリスティアン・ティーレマン。2019年2月の交響曲第2番のライヴ録音がCDと映像作品でリリースされています。懐古主義とも言われるティーレマンが選んだのは意外にもキャラガン版の第2稿。
ストラヴィンスキー 組曲『春の祭典』 サー・ゲオルグ・ショルティ/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1991年)
指揮者サー・ゲオルグ・ショルティは、シカゴ交響楽団の音楽監督を退任する前からヨーロッパのオーケストラへの客演が増えます。1991年9月にはオランダのロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団に客演し、ストラヴィンスキーの『春の祭典』をライヴ録音。1974年のシカゴ響以来の再録音となったショルティのハルサイ、スリリングです。
ショスタコーヴィチ&チャイコフスキー交響曲第6番ロ短調 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2014年)
指揮者マリス・ヤンソンスはショスタコーヴィチとチャイコフスキーの交響曲第6番ロ短調を2013年にバイエルン放送交響楽団と立て続けにライヴ録音しました。同じ番号、同じ調性によるロシアの作曲家の2つの作品をヤンソンスらしい熟考された解釈とバイエルン放送響の透き通った響きで聴ける1枚。
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