Gustav Mahler, 1860-1911; 3/4, seated, facing left. Copyright was registered in 1909-03-16 under H 124096–124098.
マーラーの作品は難解で長大なので、一般受けはしないのですが、一度味わってしまうともう元の世界には戻れないほどになってしまいます。この記事では古今東西の膨大なマーラーの交響曲の録音、演奏から、ショルティ、カラヤン、ジュリーニ、ハイティンク、ラトル、ヤンソンスなどのオススメの録音、名盤を紹介します。
ブルックナー交響曲第9番 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1985年)
「究極のブルックナー」と評された、サー・ゲオルグ・ショルティとシカゴ交響楽団によるブルックナーの交響曲第9番。1985年の録音で、引き締まっていて全く曖昧なところがない、毅然とした演奏です。まるで冬の厳しい寒さのように容赦ない演奏でしょう。
椿姫を歌うアンジェラ・ゲオルギュー
1994年12月、イギリス・ロンドンのロイヤル・オペラ・ハウスで演奏された「椿姫」。本番直前にショルティ自身がテレビ局に掛け合ってライヴ中継を決断させ、ヴィオレッタ役を務めたアンジェラ・ゲオルギューを世界的スターに押し上げた伝説的な公演です。
ベートーヴェン交響曲第9番 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1972年)
1970年代にサー・ゲオルグ・ショルティがシカゴ交響楽団と録音した1回目のベートーヴェンの交響曲全集。その中でも1972年に録音された交響曲第9番「合唱付き」は、オペラで鍛えたショルティらしく稲妻が落ちるような迫力があり、劇的な効果を生み出しています。
ベートーヴェン交響曲第3番「英雄」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1989年)
サー・ゲオルグ・ショルティとシカゴ交響楽団の2回目のベートーヴェン交響曲全集から第3番「英雄」を紹介。旧録以上に低音部の厚みが増し、迫力と美しさが両立する演奏で、数ある「英雄」の録音の中でも特に素晴らしい演奏だと思います。
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