イタリア出身の名指揮者クラウディオ・アバドは、ベートーヴェンの交響曲全集を2回完成させていて、1回目は1985年から88年にウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と、そして2回目は2000年と01年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とベーレンライター新校訂版のスコアを使ったライヴ録音です。新旧の全集を徹底比較します。
ヴラディーミル・アシュケナージは3回のベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をレコーディングしていますが、1回目は1972年にゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団とのもの。ショルティ/シカゴのマッシブな演奏に、堂々と対峙しているアシュケナージのピアノが見事です。
最近のコメント