ボストン交響楽団が1月に開催したベートーヴェン・チクルスに参加し、アンドリス・ネルソンス指揮による交響曲第6番「田園」と第7番を聴きました。寒い気候の中で行われたコンサートは、オーケストラの見事な演奏が聴衆を魅了し、両曲ともにスタンディングオベーションを受ける盛況でした。ネルソンスの解釈はオーソドックスで、音楽の力強さを再確認した午後でした。
バイエルン放送交響楽団は2024年11月に新・首席指揮者サー・サイモン・ラトルとのコンビで初の来日公演を行いました。11月27日のサントリーホールではリゲティ、ヴァーグナー、ヴェーベルン、ブルックナーの作品を演奏。透き通った響きとアンサンブルのオケの伝統を継承しつつもモダンさを追加。ブル9番では深く感銘させました。
世界最高峰のピアニストの一人、クリスチャン・ツィメルマンが今年も11月から12月に来日公演をおこないました。12月13日(水)におこなわれたサントリーホールでのショパンのノクターン、ピアノソナタ第2番、ドビュッシー「版画」、シマノフスキの変奏曲のピアノ・リサイタルを紹介します。
ドイツ最古の歴史を誇るオーケストラ、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団が2023年11月に来日しました。サントリーホールの2公演のうち、ヴァーグナーのトリスタンとイゾルデの「前奏曲と愛の死」とブルックナーの交響曲第9番の演奏会に行ってきました。ドイツならではの重厚さを感じた一夜。






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