愛知出張が入ったので名フィルを聴きに
昨日まで出張で愛知に行っていました。
出張の際には、ご当地オーケストラを聴くのがクラシック音楽ファンのささやかな楽しみ。ちょうど滞在する日に演奏会があったので、名古屋フィルハーモニー交響楽団 (名フィル)を聴くことができました。
本拠地の愛知県芸術劇場コンサートホールではなく、Niterra日本特殊陶業市民会館での演奏会でした。

シルバーウィークの谷間で、アジア競技大会も開催されているので名古屋付近のホテルが高い&予約いっぱいで、宿選びに時間が掛かりましたが、ホールがある金山駅付近でホテルを押さえられたので、演奏会から徒歩で帰れるように備えました。
市民会館閉館のカウントダウン8でドヴォルザーク
日本特殊陶業市民会館は建て替えのために2027年3月末で閉館予定で、名フィルはカウントダウンコンサートをおこなっています。カウントダウン9のときはブルックナーの交響曲第9番がメインプログラムでしたが、9月24日のカウントダウン8はドヴォルザークの交響曲第8番が中心。前半にはドヴォルザークのチェロ協奏曲が置かれました。
東京だと平日の演奏会だと開演が19時となっているのがほとんどですが、この演奏会では開演18時45分と若干早め。開場後にはロビーでミニ演奏会も行われていました。

演目は下記の通り。
第103回 市民会館名曲シリーズ <カウントダウン・シンフォニー8/ドヴォルザーク>
- ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 (独奏:鳥羽咲音)
- (アンコール) カザルス:鳥の歌
- ドヴォルザーク:交響曲第8番
チェリストの鳥羽さんは昨年10月のN響の演奏会で聴いていたのですが、その時と同じドヴォコンでした。
N響名曲コンサート2025、チェロ鳥羽咲音がドヴォルザークでデビュー、指揮は大友直人 (10/29)
繊細なチェロと賑やかなオケ
N響との協演でも繊細なチェロでしたが、この日はさらにしなやかさを増しているように感じました。音量を求めないタイプの演奏家なので、N響では大友 直人がオケのボリュームを抑えて対等に渡り歩いていましたが、川瀬✕名フィルは躊躇せずにオケをガンガン鳴らしていました。アンコールのカザルスの鳥の歌ではしっとりと。
後半のドヴォルザークの交響曲第8番では、第3楽章では聴かせてくれましたが、第4楽章での金管と打楽器がとにかくド派手で、これが川瀬✕名フィルのコンビ力と認識。ドンパチするところで不思議とチンドン屋の姿を思い浮かべていました。
演奏後の拍手で、東京のコンサートだとオケが撤収しても拍手が続いて指揮者だけ登場、というのがお決まりですが、ここではそういうのはなく、聴衆の方もあっさり帰っていきました。
閉館前の市民会館のフォレストホールについても最後に。音響がデッドで、東京文化会館よりさらに残響が少ないです。ステージから出た音がすぐに消えてしまいます。座席も30分座っているとお尻が痛くなってきます。この辺り、建て替えで改善したらまた行ってみたいです。

チェロ:鳥羽 咲音
指揮:川瀬 賢太郎
名古屋フィルハーモニー交響楽団
演奏:2026年9月24日, 日本特殊陶業市民会館フォレストホール






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