ブラームス ドイツ・レクイエム サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1978年)
サー・ゲオルグ・ショルティは意外にもブラームスについてはあまり録音していませんでしたが、ドイツ・レクイエムはシカゴ響と1978年5月に録音しています。ソプラノにキリ・テ・カナワ、そしてマーガレット・ヒリス率いるシカゴ響合唱団のすごさもあり、圧倒的な演奏を聴かせてくれます。
バルトーク ピアノ協奏曲第1番・2番 マウリツィオ・ポリーニ/クラウディオ・アバド/シカゴ交響楽団(1977年)
マウリツィオ・ポリーニはクラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団と1977年2月にバルトークのピアノ協奏曲第1番と第2番を録音。ポリーニの研ぎ澄まされたピアノとアバドとシカゴ響のスケールが合わさった名演で、米国グラミー賞と英国グラモフォン賞のダブル受賞となった圧倒的な名盤です。
マーラー交響曲第10番(クック補筆版) サー・サイモン・ラトル/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1999年)
グスタフ・マーラーの最後の交響曲で未完成に終わった第10番ですが、デリック・クックなどの研究により5楽章の演奏版が出版されています。サイモン・ラトルは補筆版を数多く演奏してきましたが、1999年9月ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とのライヴ録音しは、グラモフォン賞、グラミー賞、エジソン賞を受賞した名盤です。
モーツァルト ピアノ協奏曲第23番他 ヴラディーミル・ホロヴィッツ/カルロ・マリア・ジュリーニ/ミラノ・スカラ座フィルハーモニー管弦楽団(1987年)
20世紀を代表するピアニストの一人、ヴラディーミル・ホロヴィッツは最晩年の1987年3月に、カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ミラノ・スカラ座とモーツァルトのピアノ協奏曲第23番を録音しました。ホロヴィッツに合わせてジュリーニらしからぬ速めのテンポで演奏される詩情と軽やかさ。米国グラミー賞を受賞した名盤です。
ショスタコーヴィチ交響曲第4番 ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団(2008年)
ベルナルト・ハイティンクは2006年のシーズンからシカゴ交響楽団の首席指揮者に就任していますが、CSO Resoundでライヴ録音を次々とレコーディングしています。2008年5月のショスタコーヴィチの交響曲第4番は、ゆったりとしたスケールで凶暴なほどの姿を描いています。米国グラミー賞受賞盤。
マーラー交響曲第9番 ゲオルグ・ショルティ/ロンドン交響楽団(1967年)
ゲオルグ・ショルティは最初のマーラーの交響曲全集をコンセルトヘボウ管、ロンドン響、シカゴ響を振り分けて完成させていますが、その中で第9番は1967年にロンドン響と演奏しました。ボルテージが高い演奏で全体的にエネルギーがみなぎっています。第4楽章の厚みのある美しさも見事です。
ヴァーグナー・オペラ・レコーディングズ サー・ゲオルグ・ショルティ
ゲオルグ・ショルティは1958年からウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とヴァーグナーの楽劇『ニーベルングの指環』の全曲スタジオ録音を実施しました。その大トリを飾ったのが、第二夜『ヴァルキューレ』。ジェームス・キング、レジーヌ・クレスパン、ビルギット・ニルソン、ハンス・ホッターと豪華な歌手陣が見事な存在感を示しています。
ヴェルディ レクイエム サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1977年)
デッカレーベルの専属だった指揮者サー・ゲオルグ・ショルティは、シカゴ交響楽団とRCAレーベルに一度だけ録音をおこないました。それが1977年のヴェルディのレクイエムで、ショルティにとってはウィーンフィル盤以来の10年ぶりの再録。ソプラノにレオンタイン・プライスを配して圧倒的な演奏をおこなっています。
「椿姫」を指揮するサー・ゲオルグ・ショルティ(1994年)
20世紀後半を代表する指揮者の一人、サー・ゲオルグ・ショルティ。幅広いレパートリーを持っていましたが、ベートーヴェンも重要な作曲家でした。ウィーンフィルやシカゴ響、ベルリンフィルを指揮したショルティのベートーヴェン録音についてまとめています。
ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 ヴラディーミル・アシュケナージ/サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1972年)
ヴラディーミル・アシュケナージは3回のベートーヴェンのピアノ協奏曲全集をレコーディングしていますが、1回目は1972年にゲオルグ・ショルティ指揮シカゴ交響楽団とのもの。ショルティ/シカゴのマッシブな演奏に、堂々と対峙しているアシュケナージのピアノが見事です。
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