ブラームス ピアノ協奏曲第1番 ヴィルヘルム・バックハウス/カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 (1953年)
この投稿では、ヴィルヘルム・バックハウスによる1953年のブラームスのピアノ協奏曲第1番の録音に焦点を当てています。モノラル録音でありながら、バックハウスの独特なロマンティックさと技術が際立ち、指揮者カール・ベームとの協演が印象的です。音質は現代に比べると劣りますが、一聴する価値がある名演奏と評価されています。
ブラームス交響曲全集 ヤニック・ネゼ=セガン/ヨーロッパ室内管弦楽団 アイキャッチ画像
好調な指揮者ヤニック・ネゼ=セガンとヨーロッパ室内管弦楽団によるシューマン、メンデルスゾーン、ベートーヴェンに続く交響曲全集はブラームス。室内管らしい密度の高いアンサンブルでブラームス演奏に新たな風を起こしています。2022年5月と23年5月のライヴ録音。
ブラームス交響曲第1番 カール・ベーム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1959年)
カール・ベームと言えば、ゆったりしたテンポで素朴な音楽が得意だと思っていませんか。今回紹介する1959年10月のベルリンフィルとのブラームスの交響曲第1番は、そんなベームのイメージを覆すような、引き締まった重厚感ある演奏を聴かせてくれます。ステレオ初期の録音で、音質も良好です。
ブラームス ピアノ協奏曲全集 マウリツィオ・ポリーニ/クリスティアン・ティーレマン/シュターツカペレ・ドレスデン(2011, 13年)
マウリツィオ・ポリーニの3度目となるブラームスのピアノ協奏曲の録音は2011年と13年に、クリスティアン・ティーレマン指揮シュターツカペレ・ドレスデンとの協演。円熟味を増した巨匠のピアノに、重厚なティーレマン率いるオーケストラが溶け合います。ライヴ録音によるスリリングさ。
ブラームス ピアノ協奏曲全集 エミール・ギレリス/オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1972年)
鋼鉄のタッチと評された旧ソ連出身のピアニスト、エミール・ギレリス。1972年6月にオイゲン・ヨッフム指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とブラームスのピアノ協奏曲2曲を録音しています。硬質のオーケストラのサウンドに、力強く硬いピアノが加わります。どこか不器用さもある硬派な演奏です。
ブラームス交響曲全集 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤンは生涯で3度ブラームスの交響曲全集をベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と録音しています。3度目となる80年代の全集での交響曲第1番では、厚みのあるまろやかなハーモニーでベルリンフィルとの不仲説を感じさせない演奏になっています。
ブラームス ドイツ・レクイエム サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1978年)
サー・ゲオルグ・ショルティは意外にもブラームスについてはあまり録音していませんでしたが、ドイツ・レクイエムはシカゴ響と1978年5月に録音しています。ソプラノにキリ・テ・カナワ、そしてマーガレット・ヒリス率いるシカゴ響合唱団のすごさもあり、圧倒的な演奏を聴かせてくれます。
カルロ・マリア・ジュリーニ イン アメリカ ロサンゼルス・フィルハーモニック
イタリア出身の指揮者カルロ・マリア・ジュリーニは、1978年から1984までロサンゼルス・フィルハーモニックの音楽監督を務めました。録音もいくつかおこないましたが、ブラームスについては交響曲第1番と第2番を録音しています。伝統にとらわれないのびのびとした演奏です。
ブラームス ピアノ協奏曲全集 ヴラディーミル・アシュケナージ/ベルナルト・ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団&ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1981, 1982年)
ヴラディーミル・アシュケナージは盟友ベルナルト・ハイティンクとともに1981年と1982年にブラームスのピアノ協奏曲を録音しています。オーケストラは第1番がロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団でいぶし銀の渋さで魅了し、第2番はウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が柔らかい音色で理想的な演奏をおこなっています。
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