マーラー交響曲第4番 リッカルド・シャイー/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1999年)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者だったリッカルド・シャイーは、マーラーの交響曲第4番を1999年に録音。吉田秀和氏の批評文でも絶賛された演奏です。楽譜の指示記号を正確精密に弾き分けた演奏と、それを忠実に耳に届ける録音技術の高さが素晴らしい名盤です。
マリス・ヤンソンス ラジオ・レコーディングズ
マリス・ヤンソンスが2010年1月にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮したラフマニノフの交響曲第2番のライヴ録音。ヤンソンス3回目のこの曲の録音となりましたが、ラフマニノフを得意とするコンセルトヘボウ・サウンドで、まろやかで極上のラフマニノフを聴かせてくれます。
マリス・ヤンソンス ラジオ・レコーディングズ
2008年5月29日、マリス・ヤンソンスは当時首席指揮者を務めていたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮してベートーヴェンの交響曲第5番「運命」を録音しています。爆発するような力強さ、ほとばしる情熱を感じる演奏です。コンセルトヘボウ管によるベートーヴェン交響曲全集にも収録。
ドビュッシー交響詩「海」他 カルロ・マリア・ジュリーニ/コンセルトヘボウ管(1994年)
カルロ・マリア・ジュリーニは晩年にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮して円熟した音楽を作り出しました。ドビュッシーとラヴェルのライヴ録音のアルバムは日本のレコードアカデミー賞を受賞した名盤です。「マ・メール・ロワ」では豊かな響きで心温まる演奏です。
ブルックナー交響曲第9番 ヤンソンス/コンセルトヘボウ管(2014年)
マリス・ヤンソンスは2014年3月にブルックナーの交響曲第9番をロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とライヴ録音しています。コンセルトヘボウ管の豪華なサウンドを存分に鳴らしつつ、意外に厳しい表情を見せる厳かな音楽です。
ベルナルト・ハイティンク/コンセルトヘボウ管 ブラームス/ブルックナー/マーラー交響曲全集
ベルナルト・ハイティンクは唯一のマーラー交響曲全集録音を、首席指揮者を務めていたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と1962年から1971年にかけて行いました。コンセルトヘボウ管の艶のある響きで、進化途中の若かりしハイティンクの足跡を感じさせるアルバムです。後の再録音と比べると興味深いです。
マーラー交響曲選集 ベルナルト・ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1977-1987年)
ベルナルト・ハイティンクは首席指揮者を務めていたロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と、1977年から1987年にかけてクリスマス・マチネの演奏会でマーラーの交響曲を演奏しています。ライヴならではの気迫と、コンセルトヘボウ管の滑らかなサウンドが聴き応えがあります。
Gustav Mahler, 1860-1911; 3/4, seated, facing left. Copyright was registered in 1909-03-16 under H 124096–124098.
マーラーの作品は難解で長大なので、一般受けはしないのですが、一度味わってしまうともう元の世界には戻れないほどになってしまいます。この記事では古今東西の膨大なマーラーの交響曲の録音、演奏から、ショルティ、カラヤン、ジュリーニ、ハイティンク、ラトル、ヤンソンスなどのオススメの録音、名盤を紹介します。
ベートーヴェン交響曲第9番 ベルナルト・ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1980年)
ベートーヴェンの交響曲全集とは別の、ベルナルト・ハイティンクとロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の第九。1980年10月のコンセルトヘボウでの演奏で、ハイティンクにしては当時珍しかったライヴ録音。ライヴならではの臨場感もあり、各楽器の旋律を引き出したハイティンクの整ったバランス感覚も見事です。
同じ作品でも、指揮者やオーケストラが違うと別物になると聞いてもいまいちピンと来ないですよね?この記事では分かりやすいQ&A形式で、指揮者による演奏スタイルの違いやオーケストラの音色の違いを実例を交えて説明していきます。
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