現代を代表するピアニストであるマウリツィオ・ポリーニ氏が2024年3月22日に亡くなりました。82歳でした。18歳でショパン国際コンクールで優勝し、既に審査員の誰よりもうまいと言われ、ドイツ・グラモフォンのデビュー盤のペトルーシュカとショパンのエチュードでは度肝を抜かせたポリーニ。これまでの輝かしい経歴を振り返ります。
6月20日更新:最終号2023年7月号が発売。クラシック音楽の殿堂的な専門誌、「レコード芸術」が2023年7月号をもって休刊となることが、4月3日に音楽之友社より発表されました。195年創刊で71年以上の歴史を持ちますが、雑誌を取り巻く状況の変化や用紙などの原材料費の高騰などの要因から休刊とすることにしたとのこと。
2月25日更新:サントリーホール公演に行ってきました。ポーランド出身のピアニスト、ラファウ・ブレハッチが2023年2月に急遽来日公演を開くことに。2月25日のサントリーホールと27日のミューザ川崎の2公演のみという貴重なリサイタルではモーツァルト、シマノフスキ、ドビュッシー、そしてショパンを演奏する予定です。
20代にしてオスロ・フィルハーモニー管弦楽団、パリ管弦楽団の首席指揮者を務め、次期ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者も就任予定のクラウス・マケラ。シベリウスの交響曲全集に続くマケラのセカンドアルバムは、パリ管とのストラヴィンスキー。2022年10月の録音で、2023年3月24日にリリース予定です。
新年の恒例ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるニューイヤー・コンサート。2023年はフランツ・ウェルザー=メストの指揮で珍しい作品を堪能しました。2024年の指揮者が発表され、クリスティアン・ティーレマンが2019年以来となる2度目の登壇になります。
ピアニスト兼指揮者のヴラディーミル・アシュケナージは2022年で生誕85歳。それを記念してデッカ・レーベルからアシュケナージのソロ録音全集がリリースされました。CD89枚とBlu-ray Audio 1枚の計90枚組セット。ストリーミング配信でも聴くことができないハンマークラヴィーアの旧録音などもあり、かなり貴重です。
最近のコメント