クラウディオ・アバド シンフォニーエディション
クラウディオ・アバドは2回目となるベートーヴェンの交響曲全集を、首席指揮者を務めるベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とライヴ録音しました。ヨーロッパ・コンサートでの第9の演奏の後、胃がんの手術をおこなって休養に入ったアバド。復帰後に聖チェチーリア音楽院で第1番から第8番をライヴ録音しました。情熱がほとばしっています。
ブルックナー交響曲全集 オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団&バイエルン放送交響楽団(1958-1966年)
ブルックナーの大家として知られる指揮者、オイゲン・ヨッフムは2回交響曲全集を完成させています。1回目は1958年から1967年にかけてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とバイエルン放送交響楽団を振り分けて完成させました。重厚感があり、ドイツならではの厳しくも武骨な演奏をおこなっています。
ヘルベルト・フォン・カラヤン シンフォニーエディション
ヘルベルト・フォン・カラヤンはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して、1975年から1981年にかけてブルックナーの交響曲全集をレコーディングしています。響きにこだわったカラヤンらしく流麗で聴きやすいサウンドが特徴。楽譜は意外にもハース版を多めに使用していました。
R.シュトラウス アルプス交響曲 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)
20世紀を代表する指揮者の一人、ヘルベルト・フォン・カラヤンはR.シュトラウスを大変得意にしていました。ただ、アルプス交響曲については1980年の録音が初めてのレコーディングとなっています。ゆっくりと噛み締めていくように進んでいく音楽と、美しい響きが特徴的です。
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1976年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンとベルリン・フィルハーモニー管弦楽団は2度目となるベートーヴェンの交響曲全集を1970年代に録音しています。1976年の「田園」の録音では、 カラヤン の研ぎ澄まされた響きが細部までこだわっています。
シェーンベルク「浄夜」 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1973年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンが1973年から1974年にかけて録音した、新ヴィーン楽派の作品。その中でもシェーンベルクの「浄夜」はカラヤン美学の究極とも言うべき演奏で、非常に評価が高い演奏。ベルリンフィルの機能を活かして、近代曲でもこんなにすごい演奏ができるんだぞと示しているような気がします。
ヘルベルト・フォン・カラヤン シンフォニーエディション
ヘルベルト・フォン・カラヤンはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と2回目のベートーヴェン交響曲全集録音を1975年から1977年に実施し、米国グラミー賞を受賞しています。そこに含まれている第九は計4ヶ月も掛けてセッション録音しています。カラヤンとベルリンフィル全盛期の美しくて厚みのある聴きやすい第九です。
マーラー交響曲選集 ベルナルト・ハイティンク/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1987-1993年)
ベルナルト・ハイティンクは1987年から1993年にかけてベルリンフィルを指揮してマーラーの交響曲第1番〜7番、10番第1楽章を録音。全集の予定だったはずが、フィリップスレーベルの経営危機によって未完に終わってしまった選集です。カラヤン亡き後のベルリンフィルを指揮して、新たな時代を到来させたことを感じさせてくれます。
マーラー交響曲第9番 バーンスタイン/ベルリンフィル(1979年)
レナード・バーンスタインは1979年10月のベルリン芸術週間でのコンサートに唯一、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮台に立ちました。演奏したのはマーラーの交響曲第9番。濃厚で、キズもあり、ライヴならではの白熱した演奏です。没後にリリースされたCDで、米国グラミー賞のベスト・アルバムと日本レコードアカデミー賞の大賞を受賞した名盤です。
ブルックナー交響曲第9番(4楽章補筆版) サー・サイモン・ラトル/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2012年)
3楽章までしか完成されなかったブルックナーの交響曲第9番。4楽章の残されたスケッチから、サマーレ・フィリップス・コールス・マッツーカ編による補筆版が完成し、サー・サイモン・ラトル指揮ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団によって2012年2月に世界初演とライヴ録音がおこなわれました。未完の4楽章はどんな音楽なのでしょうか。
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