R.シュトラウス 交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」他 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1975年)
リヒャルト・シュトラウスを得意としたサー・ゲオルグ・ショルティは、「ツァラトゥストラはかく語りき」と「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」をシカゴ交響楽団と1975年5月に録音しています。スーパーオーケストラの面目躍如の演奏で、日本のレコードアカデミー賞と米国グラミー賞をダブル受賞した名盤です。
ブラームス ドイツ・レクイエム サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1978年)
サー・ゲオルグ・ショルティは意外にもブラームスについてはあまり録音していませんでしたが、ドイツ・レクイエムはシカゴ響と1978年5月に録音しています。ソプラノにキリ・テ・カナワ、そしてマーガレット・ヒリス率いるシカゴ響合唱団のすごさもあり、圧倒的な演奏を聴かせてくれます。
カルロ・マリア・ジュリーニ イン アメリカ シカゴ交響楽団
カルロ・マリア・ジュリーニはシカゴ交響楽団を指揮して1976年4月にムソルグスキー(ラヴェル編曲)の組曲「展覧会の絵」を録音しています。全盛期のシカゴ響のスケール大きな演奏で、作家の百田尚樹氏が「至高の音楽」でオススメしていたレコーディングです。
バルトーク ピアノ協奏曲第1番・2番 マウリツィオ・ポリーニ/クラウディオ・アバド/シカゴ交響楽団(1977年)
マウリツィオ・ポリーニはクラウディオ・アバド指揮シカゴ交響楽団と1977年2月にバルトークのピアノ協奏曲第1番と第2番を録音。ポリーニの研ぎ澄まされたピアノとアバドとシカゴ響のスケールが合わさった名演で、米国グラミー賞と英国グラモフォン賞のダブル受賞となった圧倒的な名盤です。
マーラー交響曲第8番「千人の交響曲」 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1971年)
シカゴ交響楽団は、1971年の夏に、同楽団初のヨーロッパ演奏旅行に出掛けます。音楽監督のゲオルグ・ショルティと首席客演指揮者のカルロ・マリア・ジュリーニを引き連れ各国を回りました。その合間にウィーンのゾフィエンザールで録音されたマーラーの交響曲第8番「千人の交響曲」は、米国グラミー賞で二冠に輝く名盤中の名盤です。
ショスタコーヴィチ交響曲第4番 ベルナルト・ハイティンク/シカゴ交響楽団(2008年)
ベルナルト・ハイティンクは2006年のシーズンからシカゴ交響楽団の首席指揮者に就任していますが、CSO Resoundでライヴ録音を次々とレコーディングしています。2008年5月のショスタコーヴィチの交響曲第4番は、ゆったりとしたスケールで凶暴なほどの姿を描いています。米国グラミー賞受賞盤。
マーラー交響曲第9番、シューベルト交響曲第7番「未完成」 カルロ・マリア・ジュリーニ/シカゴ交響楽団(1976年, 78年)
シューベルトの作品を頻繁に取り上げたカルロ・マリア・ジュリーニ。交響曲第7番「未完成」についてはシカゴ交響楽団やバイエルン放送交響楽団の録音があります。1978年3月のシカゴ響との演奏は、オーケストラの持つ名技に圧倒される演奏で、第2楽章でのしっかりと構築を持たせた演奏も見事です。
ヴェルディ レクイエム サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1977年)
デッカレーベルの専属だった指揮者サー・ゲオルグ・ショルティは、シカゴ交響楽団とRCAレーベルに一度だけ録音をおこないました。それが1977年のヴェルディのレクイエムで、ショルティにとってはウィーンフィル盤以来の10年ぶりの再録。ソプラノにレオンタイン・プライスを配して圧倒的な演奏をおこなっています。
ヴラディーミル・アシュケナージによるベートーヴェン ピアノ協奏曲全集 タイル画像
ヴラディーミル・アシュケナージはピアニストとして3回、映像作品も1回、ベートーヴェンのピアノ協奏曲全集を録音しています。そのいずれもがそれぞれの個性を放つ演奏ですが、比較するとどのような違いがあるのでしょうか。オススメの録音も紹介していきます。
「椿姫」を指揮するサー・ゲオルグ・ショルティ(1994年)
20世紀後半を代表する指揮者の一人、サー・ゲオルグ・ショルティ。幅広いレパートリーを持っていましたが、ベートーヴェンも重要な作曲家でした。ウィーンフィルやシカゴ響、ベルリンフィルを指揮したショルティのベートーヴェン録音についてまとめています。
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