ブルックナー交響曲全集 オイゲン・ヨッフム/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団&バイエルン放送交響楽団(1958-1966年)
ブルックナーの大家として知られる指揮者、オイゲン・ヨッフムは2回交響曲全集を完成させています。1回目は1958年から1967年にかけてベルリン・フィルハーモニー管弦楽団とバイエルン放送交響楽団を振り分けて完成させました。重厚感があり、ドイツならではの厳しくも武骨な演奏をおこなっています。
ブルックナー交響曲選集 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2005-2017年)
マリス・ヤンソンスは首席指揮者を務めたバイエルン放送交響楽団を指揮して、2005年から2017年にかけて断片的にブルックナーの交響曲のライヴ録音をおこなってきました。遺したのは6曲だけですが、いずれもヤンソンスらしい奥深さとハーモニーの美しさで、現代最高峰のブルックナーと言えるでしょう。
ブルックナー交響曲第7番 ベルナルト・ハイティンク/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(1978年)
ブルックナーを得意としたベルナルト・ハイティンクは録音も数多いですが、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団とは交響曲全集も完成させています。その一方で1978年に録音されたもう一つの交響曲第7番の録音もあり、アナログ時代の柔らかい響きで穏やかな演奏をおこなっています。
ベートーヴェン交響曲第6番「田園」 カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1971年)
20世紀を代表する指揮者の一人、カール・べーム が1970年代にウィーンフィルと録音したベートーヴェンの交響曲全集。その中でも交響曲第6番「田園」はウィーンフィルのふくよかな響きを活かして理想的な演奏をおこなっています。
シェーンベルク「浄夜」 ヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1973年)
ヘルベルト・フォン・カラヤンが1973年から1974年にかけて録音した、新ヴィーン楽派の作品。その中でもシェーンベルクの「浄夜」はカラヤン美学の究極とも言うべき演奏で、非常に評価が高い演奏。ベルリンフィルの機能を活かして、近代曲でもこんなにすごい演奏ができるんだぞと示しているような気がします。
1977年10月の演奏会でショスタコーヴィチの交響曲第1番を指揮するサー・ゲオルグ・ショルティ。(c) Unitel
サー・ゲオルグ・ショルティのドキュメンタリー映像、「人生の旅(Journey of a lifetime)」。そのボーナス映像として、1977年10月のシカゴ交響楽団との演奏会の映像が収録。オール・ロシア作品のプログラムで、シカゴ響の機動力とスケール性を最大限引き出しています。
チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」を指揮するアンドリス・ネルソンス。(c) Accentus
アンドリス・ネルソンスとライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団は、チャイコフスキーの後期交響曲を映像作品でリリースしていますが、第6番「悲愴」は2018年3月のカペルマイスター就任コンサートでの演奏。前半にモーツァルトの交響曲第40番、後半に「悲愴」という物悲しい作品で固めました。
ヴァーグナー楽劇「ヴァルキューレ」 サー・サイモン・ラトル/バイエルン放送交響楽団(2019年)
2023年からバイエルン放送交響楽団の次期首席指揮者に着任する予定のサー・サイモン・ラトル。ラトルは2019年1月から2月に「ヴァルキューレ」をバイエルン放送響と演奏会形式で演奏しています。音楽だけでヴァーグナーの楽劇の世界を写実的に表しています。歌手陣も豪華です。
ブラームス交響曲第4番 カルロス・クライバー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1980年)
1980年3月にウィーンで録音された鬼才の指揮者カルロス・クライバーとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のブラームスの交響曲第4番。グイグイと引き込まれる演奏で、雅なはずのウィーンフィルもクライバーに引き込まれて情熱がほとばしっています。この作品の究極の演奏でしょう。
クラウディオ・アバド シンフォニーエディション
クラウディオ・アバドはベルリンフィルと1988年から1991年にかけてブラームスの交響曲全集を完成させています。帝王ヘルベルト・フォン・カラヤン時代のオーケストラを引き継ぎ、新しい時代へと向かうアバドが、ベルリンフィルと情熱的で感情がほとばしるブラームスを聴かせてくれます。特に交響曲第4番は素晴らしいです。
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