ヴァイオリンのイメージ図
これからクラシック音楽を聴いてみようと思っても、クラシック音楽の録音はあまりにも膨大にあります。同じ曲でも色んな演奏家が録音していますし、中には何回も録音している演奏家もいるので、どれから聴けば良いのか迷われる方は多いと思います。ここでは名指揮者とオススメの録音をまとめます。
バーミンガム市交響楽団の音楽監督を務めているミルガ・グラジニーテ=ティーラ
2016年に29歳の若さでバーミンガム市交響楽団の音楽監督のポジションに就任した、ミルガ・グラジニーテ=ティーラ。バーミンガム市響から発表があり、グラジニーテ=ティーラとの契約を2022年夏まで延長し、その後は主席客演指揮者になるとのこと。
ブラームスの交響曲第1番を演奏するサー・サイモン・ラトル/ベルリンフィル(2008年11月)
マリス・ヤンソンス逝去に伴い、首席指揮者不在の状態が続いていたバイエルン放送交響楽団。2021年1月3日に次期首席指揮者がサー・サイモン・ラトルになることが決まりました。2023年から5年間の契約で、ラトルとの新時代に注目です。
クラウディオ・アバド シンフォニーエディション
クラウディオ・アバドはベルリンフィルと1988年から1991年にかけてブラームスの交響曲全集を完成させています。帝王ヘルベルト・フォン・カラヤン時代のオーケストラを引き継ぎ、新しい時代へと向かうアバドが、ベルリンフィルと情熱的で感情がほとばしるブラームスを聴かせてくれます。特に交響曲第4番は素晴らしいです。
ブラームス交響曲全集 サー・ゲオルグ・ショルティ/シカゴ交響楽団(1978-1979年)
サー・ゲオルグ・ショルティはブラームスの交響曲全集を1回だけ録音しています。1978年から1979年にかけてシカゴ交響楽団を指揮した演奏で、贅肉の無い引き締まった演奏で劇的な音楽を生み出しています。米国グラミー賞の最優秀クラシカルアルバムとオーケストラ録音の2冠を受賞した名盤です。
マーラー交響曲第9番 マリス・ヤンソンス/バイエルン放送交響楽団(2016年)
マリス・ヤンソンスはバイエルン放送交響楽団を指揮して、2016年10月にマーラーの交響曲第9番をライヴ録音。ヤンソンスらしくまろやかでじっくり考えられた音楽で、マーラーの傑作を最高の形で表現しています。
ショスタコーヴィチ交響曲第7番「レニングラード」 マリス・ヤンソンス/ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(2006年)
ショスタコーヴィチを得意としていたマリス・ヤンソンスは交響曲第7番「レニングラード」は何回も演奏、録音しました。2006年1月にロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した「レニングラード」のライヴ録音は、コンセルトヘボウ管を鳴らし切り、美しさと弩級の迫力で聴くものを感動させます。
ショスタコーヴィチ交響曲第4番&第11番 アンドリス・ネルソンス/ボストン交響楽団(2017年, 2018年)
アンドリス・ネルソンスはボストン交響楽団とショスタコーヴィチの交響曲全集に挑戦しています。第1弾は米国グラミー賞を受賞、そして続く第2弾の交響曲第4番と第11番のレコーディングでも2年連続のグラミー賞受賞です。速いテンポで緊張感が漂う第4番は特に聴き応えがあります。
マーラー交響曲第10番(クック補筆版) リッカルド・シャイー/ベルリン・ドイツ交響楽団(1986年)
リッカルド・シャイーはマーラーの交響曲全集をデッカ・レーベルで録音。その最初となった第10番は1986年にベルリン放送交響楽団を指揮したもので、他の9曲はロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団と演奏でした。クック補筆版を使った全楽章の交響曲第10番で、シャイーとベルリン放送響はどのような演奏をおこなったのでしょうか。
ブラームス交響曲全集 カール・ベーム/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1975年)
20世紀を代表する指揮者の一人、カール・ベームはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して1975年にブラームスの交響曲を全曲録音しました。交響曲第1番は同年の来日公演でも白熱した演奏を披露していましたが、こちらの全集ではどのように演奏されているのでしょうか。
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